凡人のための投資術。
ほとんどの人がスーパートレーダーにはなれない投資の凡人なので
結局、インデックスファンドを定期的に
買い続けるというやり方をするしかないってわけです。
バンガードのインデックスファンドVTSAXを推奨しています。
生活費をできるだけ少なくして
貯蓄してVTSAXに投資し続ける。
これだけ。
誰もがB.N.F氏やcis氏、
ウォーレン・バフェットになれるわけじゃない。
これにつきますね。
上がる株だけを上がる直前に買う、
下がる株を下がる直前に売る。
間違わない銘柄選択、適切な売買タイミング、
これができる人はほとんど存在しないのに、
どうにかその方法があるんじゃないかと
株式市場にかじりついて
血眼になって胃痛になりながら
トレードしてお金を減らし続ける人が後を絶たない。
そういう気持ちになるのもわからんでもないです。
毎日毎日、なんらかの銘柄が
ストップ高だ、一瞬で10%上がったぞ、
あれはもう5日間上げっぱなしだとか
言ってるわけで
なんか簡単に2倍3倍になりそうな気がしちゃうもんです。
チャートを見ると、
ここで買ってここで売ったら簡単に
これだけ儲かるぞ(笑)とか思っちゃうんだけど
それは上がった下がったという結果が
わかったうえでチャートを見てるから
そう思えるだけで、実際は結果がどうなるかは
わからない状態で買うのか売るのか
どうするのか決めなきゃいけない。
いろいろ調べて自信をもって買った株が駄々下がりして
こんな会社は買えないなと見送った銘柄が
青天井に挙げていくなんてこともしょっちゅう。
上がる株だけをあらかじめ知ることはできないし、
下がる株をあらかじめ避けることもできない。
だったら市場全体に投資するインデックスファンドを
買っていくしかないってわけです。
タイミングをはからない。
銘柄を選ばない。
長期間に見れば市場全体は上昇していくものなので
何度も暴落や急落があったとしても
いずれ上昇していくという傾向に賭けることが
スーパートレーダーではない凡人ができる
最良の投資方法になるということらしいです。
いやー、ほんとそう思いますね。
コロナショックで株も債券もゴールドも原油もドルも
何もかも売られてものすごい勢いで暴落したのを
見ててつくづく感じたのは
タイミングをはかってトレードするのは
凡人には不可能であるということです。
あんなに下がったんだから
最初に下がり始めたときに売れば儲かったのにと
後からはいくらでも思えるけど
実際にあの下落の流れを見ていると
売ればいいのか買えばいいのかさっぱり判断がつかない。
日経平均1万6000円台になって総悲観ムードになって
そこが底で少しあがって
またさがったけど1万6千円は割れずにあがっていって
今2万3000円を突破しようかというところまであがった。
今思えば1万6000円台のときに
しこたま買いまくればすごい儲けになったぞと
思うわけだけど、それは無理だったわけで。
2番底が来るぞ来るぞとびくびくして
気軽に買いあされるようなムードじゃなかった。
いやー、ここが勝負だと買ってる人もいたと思うけど、
そういう人はほとんど存在しないスーパートレーダーか
破滅覚悟の勝負師なのでだれもが真似できるわけじゃない。
それにさあ、日経平均株価がコロナショックが始まるところぐらいまで
戻してるのに、個別銘柄でみていったら
全然、まったく急落したところまで戻ってない銘柄がゴロゴロあるんすよ。
全体が100戻してるのに
個別では50とか30とかしか戻ってないのが普通にたくさんある。
こういう戻りが悪い銘柄を保有してたら最悪ですよね。
全体は浮かれムードでコロナバブルだなんだと
海外勢も売りから買いになったぞとか
わいわい上げてるのに、持ってる銘柄の株価は
まったくさえないとか辛すぎる。
逆に日経平均のあげ幅以上に
120とか150とか下手したら200とか戻してる銘柄もあるんだけど
そういう強い銘柄だけをあらかじめ仕込んでおく
なんてことは不可能なわけで。
なので全体に投資するインデックスファンドは
投資の天才ではないほとんどの人にとって
確かに有効で唯一の投資方法だなって思います。