|
マイル22
俺たちの戦いはこれからだ!
前哨戦で終わったって感じです。
CIA特殊部隊もの。
監督はピーター・バーグで
無料動画のGYAO!で鑑賞しました。
あれ?こんな映画あったんだあって感じですね。
2018年ってめちゃくちゃ最近の映画じゃないすか。
全然存在すら気がついてなかった。
日本で劇場公開されたのかな?
まあ、見終わってみて
あんまりヒットはしなかったのかなって
感じしましたけどね。
マーク・ウォールバーグはCIAの特殊部隊の
実動隊のリーダーです。
なんか頭の回転が凡人よりも速い
天才児だったらしいです。
そのへんのキャラ紹介をオープニングロールで
テンポよくやってました。
手首にゴム巻いてて
それをぱっちんぱっちんするのが癖。
子供のころに感情が先走りして
緊張状態になっちゃうのを
緩和するために親から教えられたゴムパッチン法。
親兄弟交通事故で死んで
天涯孤独の身なのがマーク・ウォールバーグ。
趣味はパズル。
「純白地獄」っていう真っ白で絵柄がなんもない
ピースのパズルをやってた。
真っ白のパズルとかあるんだね。
そんな孤高の天才マーク・ウォールバーグ率いるチームが
スパイのセーフハウスの一軒家を
襲撃して情報ディスクを回収するというミッションを
最初に見せてくれます。
このCIAの特殊部隊がどういうチームなのかを見せる。
ドローンや衛星カメラ、ネットハッキングなどを
行う後方支援グループも現場から遠く離れた
遠隔地にいて
そっちのリーダーはジョン・マルコヴィッチです。
女性の実働部隊の隊員もいるんだけど、
全員タフガイでめちゃ強いです。
ローレン・コーハンやロンダ・ラウジーが出演してて
めちゃ強い。
ロンダ・ラウジーめちゃごつい人だなと思ったら、
本当の格闘家の人だった。
そりゃ強そうに見えるわけだ。
後方支援のマルコビからのリアルタイムの情報を
もとにたんたんと作戦を実行していく
マーク・ウォールバーグたち。
システマチックに破壊工作して
敵スパイをせん滅する様子が描かれる。
こういう作戦映像って緊迫感があって楽しいっすね。
お仕事シーンっていうんすか。
たんたんと計画通りに
手順を片づけていく感じがいいですよねえ。
でもこの映画は浪花節になっていくんすよ後半。
隊員たちが犠牲になっていくのを
ちょっと湿っぽい感じで描いていく。
撃たれてもう助かる見込みがない隊員に
手榴弾やライフルを渡して
マークたちは先に進むみたいなのをやるわけ。
かー、なんか湿っぽいっすね。
なんかテンポよくどんどん画面を切り替えて
人物の背景とかもそんなに深く描かない感じで
ミッションをスピーディーに描いて
臨場感をだす感じになってるので
こういう湿っぽい感じが浮いて見えたなあ。
まあ、アクションとか銃撃戦の見せ方は
臨場感あってよかったし
ストーリーも何が本当なのか
わからないスリルがあって
スパイものの定番な感じでよかったんだけど
なんかそのテンポの良さが
テレビドラマっぽい感じにも見えて
なんか軽いと感じてしまったむきもあります。
盗まれたセシウムの行方を追う話なんすよ。
情報提供者のインドカーの警察官が
亡命を条件に情報の入った
暗号チップをもってアメリカ大使館にかけこむ。
インドカーってなんですのん?みたいな。
字幕で唐突にインドカーって出てきたので
なんのことかよくわからなかったけど
架空の国名なんだな。
東南アジアの国っていう設定みたいです。
実際の国名じゃ駄目だったんすかね。
この情報提供者をイコ・ウワイスが演じてます。
この人「ザ・レイド」の人ですね。
あれアクションすごかったけど、
今回もキレキレのアクション見せてました。
どんなピンチに陥っても、
この人大丈夫だろなみたいなタフさを感じるアクション。
まあ、ちょっと存在が浮いてましたけどね。
マーク・ウォールバーグたちは、
強いけどそれは職人としての強さであって
普通に死んだり怪我したりしてましたけど
イコの強さは人間の中にマーベルスーパーヒーローが
紛れ込んでるみたいな強さで
ちょっとどうかなあと思ったなあ。
イコ・ウワイスのもってる情報が本物なのか、
こいつは信用できるのか、
疑心暗鬼になりながらも、
イコを殺そうと刺客がきたりするし
インドカーのやつが引き渡せとうるさいので
こいつの情報は本物と判断して
大使館から空港まで22マイルを
マーク・ウォールバーグのチームが
護送することになるってわけ。
この22マイルのあいだに、
敵の襲撃があってどんどん仲間が死んでいくわけ。
それでもなんとか飛行機に間に合うんすけど、
実はすべては仕組まれた復讐だったのだあ。
ロシアがなんか裏で動いてるのが
描かれてたので
なんかあるんだろうと思ったら
手の込んだ計画だったんですね。
マーク・ウォールバーグまんまと
はめられちゃったわけ。
チームは壊滅。
すべては息子を殺されたロシア高官の復讐作戦だった。
今回はやられちまったけど
次はわからないぞ、
俺の戦いははじまったばかりだっ
って感じで終わります。
Amazonプライムビデオで映画を見る
え?続くの?みたいな。
なんか続編とかテレビシリーズとかを
やる構想があったみたいですね。
まあ、あんまヒットしてないみたいなので
続編とかスピンオフとかやれるのかどうか
あやしい感じがするんだけど、
コロナもあるし、どうなんだろね。
でもテレビの連続ドラマとしては観てみたいかも。
スピーディーに展開するアクションと
裏切りのスパイサスペンスを
1話完結でやってくれたら面白そうだし。
リアルっぽい作戦とアクションと
復讐計画だとか仲間の死だとかの
湿っぽいフィクションドラマの組み合わせは
ネトフリとかで連続ドラマでやるほうが
映画でやるより相性いいんじゃないすかね。
動画:マイル22