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渡哲也が人斬り五郎を演じた人気シリーズ『「無頼」より大幹部』を観たんだ【映画のネタバレ感想】



「無頼」より大幹部

渡哲也主演のヤクザもの。
渡哲也の無頼シリーズ第一弾。
実際のヤクザの人の自伝的小説が原作だとか。
暴力団幹部から作家に転向した藤田五郎っていうが原作者。
昔は、こういう人けっこういまいしたね。
ヤクザから俳優、ヤクザから作家とか。
1967年の日活実録系ヤクザもの映画。
監督は舛田利雄。
子供時代から話はスタートします。
極貧の少年時代、闇市で盗みで捕まり、
少年院から脱走。
あれた生活を続け、
そして人斬り五郎として怖れられる侠客に。
用心棒として組に客人として迎えられるような存在です。
しかし、裏社会で顔になったとしても、
幸せにはなれない悲しさ。
ヤクザとしての生き方には
幸せな未来はないというドラマでした。
ムショに入ってる間に情婦は
堅気の男と結婚しててるし、
家出少女、松原智恵子に好かれるけど
一緒にはなれないし、
きったはったの抗争で
惨めに死んでいくのがヤクザみたいな。
普通のなんでもない幸せは
手に入らない生き方がヤクザみたいな。
子分で藤竜也と浜田光夫が出てくるんすけど、
二人とも悲惨な最期をむかえますし。
浜田光夫なんか、もうそこまで堅気の幸せが
っていうところでやられるんだから悲惨すぎる。
ヤクザ映画で定番の
昔ながらの義理と人情を重んじる侠客と、
仁義もくそもない愚連隊的新時代ヤクザの
対立構造も描かれてます。
渡哲也が指詰めてこれでけじめつけて
藤竜也を返してくれといっても、
藤竜也はリンチで殺されていて
昔ながらの仁義もくそもないみたいな。
やっぱ実録系なので
ヤクザの世界はかっこいいもんじゃないっていう
トーンで描かれてますね。
真っ当な表の世界に居場所なくて
裏の世界に生きたとしても
そこでも使い捨てにされるだけで
居場所はない。
なんとも気が滅入る。

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