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『ザ・リング2 完全版(原題:THE RING TWO/SAMARA: RING TWO)』を観たんだ【映画】


なんだろな、
ダメな映画って見始めてすぐわかりますよね。
あれ、なんでなんだろうな。
ダメな映画っていうか、
これおもしろくないんだろうなって思う映画。
自分とは合わないなっていうのかな。
それが開始3分ぐらいで、
ぱっとなんかわかっちゃう。
それで最後まで見て、
やっぱりおもしろくなかったなってなる。
最初の2,3分で感じた直感が正しいことが多い。
これダメなんだろうなと思って
最後、おもしろかったっていうのは少ないような気がする。
まあ、ちゃんとデータをとってないので
そう感じるだけで
実際はそうでもないのかもしれないけどね。
この映画も開始すぐに、
あ、これダメなんだろなって感じました。
役者の演技下手すぎるなあとか、
服がダサいなあとか、
部屋がセット感まるだしで生活感まるでなしだなとか、
いろいろと総合した結果、
だめだこりゃと直観したんだと思います。
無料動画のGYAO!でやってたので観てみました。
中田秀夫監督、ナオミ・ワッツ、
サイモン・ベイカー出演、2005年の映画
映像の作り方、役者の見せ方
それにしても役者たちの演技がイマイチすぎる。
ナオミ・ワッツってこんな下手だったっけ?って思ったし。
冒頭のティーン二人の演技もひどかったし、
子役のわざとらしい演技もひでえ。
演技が下手というより、
演出とか撮り方がうまくなくて
演技下手に見えてるっていうのもあると思います。
あの貞子の「リング」のアメリカ版なので
恐怖映画なんすけど、
怖さの演出もイマイチなんすよ。
全然怖くない。
怖くないのに、役者が一生懸命怖いよ~っていう
演技をしてるので下手に見えるんだろうね。
監督は日本版もやってた中田秀夫監督なんだけど、
なんだかB級アメリカンホラーって感じの絵と
演出になってる。
ストーリーもいまいちかなあ。
サマラ(貞子)から逃げて田舎に引っ越してきた
ナオミ・ワッツと息子。
静かに暮らそうと思ってたら、
高校生の変死事件がおきて
どうもサマラがナオミ・ワッツたちを追いかけてきてるのが
わかって、息子にとりつこうと怪現象が起きていく。
息子を守るためにナオミ・ワッツが戦うって感じの話です。
中盤ぐらいまで全然話が進まない。
ビデオを焼いてサマラは去ったと思ったら
全然迫ってきててどんどんやばくなるみたいな。
ビデオを焼いたときに、
ギャースッみたいな悲鳴がしたのには笑っちゃったな。
ドライブ中に鹿の大群に襲われる。
アメリカ映画は車の運転シーンで
よそ見しすぎ問題がこの映画でも発生。
なんでアメリカ映画って運転中に
助手席の人をじっと見たり、
後部座席に振り向いたままで運転したりするんだろ。
危なすぎ。
まあ、それで息子が低体温になったりアザができたりで
虐待を疑われるナオミ・ワッツ。
息子はオーメンかエクソシストかっていう感じで
サマラに体をのっとられていって
様子がおかしくなっていく。
パンツはいたまま半身浴。
ナオミ・ワッツはサマラ誕生の謎をとけば
この呪いをとけると思って
サマラの過去を調べていく。
話の構造は日本の「リング」と同じですね。
呪いがかかって
その解く方法を探す展開。
でも、あんまりといういか全然切迫感がない。
わかりやすいタイムリミットが設定されてないからかな。
サマラの母親を探し当てて話を聞くけど、
とくになんも手掛かりとなる発見なし。
家に帰ったら病院を抜け出した息子がいて
サイモン・ベイカーは死んでいる。
サイモン・ベイカーってどっかで見たと思ったら
海外テレビドラマ「メンタリスト」に出てる人ですね。
死んでるサイモン・ベイカーを見つけて
そっと自動車の扉をしめるナオミ・ワッツ。
顔は驚いてるけど
ドアをちゃんとしめるなんて冷静だなって
ちょっと笑っちゃったけどなあ。
最初の死体袋をちゃんと閉じてるのも
なんか笑っちゃったなあ。
驚愕しながら、ちゃんと閉じる几帳面さが
なんかオモロイ。
この映画ずっとこの調子なんだよなあ。
役者は恐怖におののいた驚愕の表情演技をするんだけど
状況が全然怖く見えない。
なので役者が下手に見えてしまう。
息子をどげんかせんといかんと思ったナオミ・ワッツ。
アメリカのおふくろの味、
家庭料理の定番といえばこれ、
食パンにジャムをはさんだジャムパンを作り
そこに大量に白い粉をふりかけて息子に食べさせます。
睡眠薬かなんかかな?
眠った息子をバスタブに沈めるナオミ・ワッツ。
サマラは水が大嫌いなので、
こうすると息子の体からサマラが出ていくという理論。
うまくいって息子の体から飛び出すサマラは
テレビの中に逃げ込んで
ナオミ・ワッツをテレビの中に引っ張り込む。
引っ張り込まれた先は井戸の底。
ナオミ・ワッツとサマラの井戸の壁登り競争スタート。
余裕でナオミ・ワッツの勝利。
先に井戸を出たナオミ・ワッツは、
私はあんたの母親じゃない!と捨て台詞を決めながら
井戸の蓋を閉じる。
なぜか崖の縁に場面転換して、
息子の呼びかけにこたえたナオミ・ワッツは
崖から落ちるとテレビの中から抜け出て生還。
一件落着しましたとさ。
なんだろな、この感じ。
ビデオテープとか井戸とか出てくるけど
ただ出てくるだけで意味があんまりないのがどうかなと。
リングっぽさってビデオとか井戸だから
一応出してますっていうだけに見えちゃったなあ。
うーん、イマイチでした。
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