安くてイマイチ、これぞインスタントなラーメン
業務スーパーで売ってる格安の即席中華めんを買ってきました。
「懐かしの味噌らーめん」です。
今回は奮発してキャベツ山盛りと卵追加です。
麺は太めの縮れ麺。もちっとした食感の麺です。
スープは味噌だけど醤油かなと勘違いしそうになるぐらい味噌感が薄いです。
ごくりとスープを飲んで、よく味わってみると、なるほど味噌かってわかるんだけど、ちょっと残念な味ですねえ。
袋に書いてある、「芳醇な味噌の香りがただよう!」という文言が虚しく感じます。
麺は張りと腰が足りなくてくたっとしてるし、スープは風味が薄いしで、いかにも安いインスタントラーメンという味わいの一品です。
最安ゾーンのインスタントラーメンは、お菓子感が強くなりますね。麺もスープもスナック菓子っぽい感じなので、食事をしたっていう気にならない。
おやつやお菓子を食べたって感じがして、なかなか満足感がないです。
でもまあ、好きですけどね。こういうジャンクなのが。
これの2倍、3倍の値段で売られてる袋麺は、麺もスープも完成度高くて、うまいんだけど、所詮インスタントラーメンだしって思っちゃう。
本格派を気取ったところで、即席麺でしょっていうね。
袋麺の思い出
袋麺といえば、小さい子供の頃に父親が休日に作ってくれたインスタントラーメンを思い出す。
家事も料理も、子供の相手もまったくしない、いつも酒飲んでタバコすってしかめっ面していた父親が、なぜかその日はインスタントラーメンを昼飯で作ってくれて一緒に食べたのを覚えてるなあ。
いつもやらない料理をやってくれたという特別感でおいしく感じたもんです。懐かしの味噌らーめんを食べて、懐かしいこと思い出しちゃったな。
シチュエーションでかわるおいしさ
食事って誰とどんなシチュエーションで食べるかで、美味しさが違いますね。
どうやって食べようが美味しさはかわらないよっていう人もいるけど、やっぱり一人で食べるのと、誰かと一緒に食べるのでは味は変わるね。
やっぱり誰かが作って用意してくれた食事はおいしいよ、できが悪くても。一人で作って一人で食べて、さっさと片付けてってやると、やっぱり侘しい味だもの。
人のために食事を用意したり、一緒に食べたりっていうのが、煩わしいと思うから一人で気軽に済ますのがいいと思う気持ちもあるけど、
やっぱり大勢でワイワイ食べたいなあと思う気持ちもあるね。
食事を大勢でわいわいやりながら、長時間かけて楽しむなんてここ何十年もないから、なんか虚しいよねえ。
栄養補給のために、さっさとかっこむだけの食事は味気なくてまずくて気持ちも沈んでくる。