デスノートが6冊にパワーアップ
デスノートの続編ってことかな?2016年の映画。佐藤信介監督、東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、川栄李奈、藤井美菜、船越英一郎、金田明夫出演。無料動画のGYAO!でやってたので見てみました。
話がよくわからなかった。映像はよかった。役者の演技もそんなに悪くなかったんじゃないすかね。演技がひどいといわれることでおなじみの東出昌大さんですけども、まあ、こんなもんじゃないのかなっていう感じだったけど。やっぱストーリーがよくわかんないのがきついなあ。
東出昌大、池松壮亮、菅田将暉の3人の頭脳戦みたいな感じにしたかったらしいのだが、3人が競り合ってる感じがまったくしないまま、話が進んでいって最後はなぜか3人が仲間みたいになってたのが、腑に落ちない感じでした。
この話って原作のマンガにある話なのか、それとも映画オリジナルの話なのかわからんけど、どうもよくわからない話なんだよなあ。デスノートの数が6冊になってたり、キラの後継者がどうのこうの言ってたり、
前作の藤原竜也や戸田恵梨香が出てきてなんかやってたりと、前作からの流れを受け継いで設定をパワーアップさせてますって感じなんすけど、話がなんだかよくわからない。ノートの数が増えたらすごいぞって感じなんだろうけど、うまく話を作れてないっていうかなあ。
デスノートっぽさはある
前作の流れをくむシーンもいろいろあるんすよ。死神が自己犠牲で人間を助けるとかさ。ノートの所有権を放棄することで、記憶を失って計画を進めていたとかさ。お、なんかデスノートっぽいぞって思うんだけど、それがうまくできてないっていうかなあ。
最後、キラが竜崎になるっていうのも、お、デスノートっぽいぞって思ったんすけど、それまでの展開がどうもよくわからんので、うーんって感じでした。東出昌大が自分で計画して計画通りになってるのに、記憶がもどって自分がキラだったとわかって呆然としてるのはなんでなのか。
よくわからない。話がよくわからないところが多かったなあ。戸田恵梨香の行動もよくわからない。藤原竜也が海外で子供作ってたというのも、どういうことなのか意味がよくわからない。その子供がカギになるのかと思ったら、そうじゃないし、なんなんだよ。
総じてよくわからない
よくわからないといえば、池松壮亮もよくわからない。ひょっとこお面かぶって、俺って個性的なやつでーすっていう演技を頑張ってやってたのはよかったんすけど、
Lの遺伝子を受け継いだ後継者とかなんとか言ってたけど、え?Lのクローン人間なのかなって思っちゃった。遺伝子を受け継いだっていうのは、言葉の綾で才能を継いだっていう意味なんだろうけど、
Lとの関係とかをもっとちゃんと描いてくれたらよかったんだけどなあ。唐突に変なやつ出てきたなって感じで最後までなじめなかった。
そうだなあ。主役が3人いるのに、誰にも焦点があってないので、3人とも中途半端な感じがしたなあ。
うーん、なんか菅田将暉は、ところどころ氷川きよしに見えたなあってことです。いやー、わからない。辻褄があってるのかあってないのかさえわからない。どういう話なのかがよくわからないから、ちゃんとできてるのかできてないのかわからない。
ノートの数を増やして、主役も増やしても面白さは増加しないってことっすね。映像の質感はけっこうよかったんすけどね。わからないけど、つまらないわけではなくて、けっこう楽しめたのでよかったんだけど、なんかわかんないなあっていうのが頭を離れないです。
こういう物語のなかでルールとか決まり事とかがある系の話って苦手だな。それあってんのかなとかルールのほうが気になってしまって、内容が気軽に楽しめなくなっちゃうから。