年の差恋愛ドラマ「理想の彼氏」
40歳子持ちバツイチ熟女と25歳親と同居職なし青年の恋。年の差恋愛ドラマです。バート・フレインドリッチ監督、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ジャスティン・バーサ出演。2009年の映画。無料動画のGYAO!でやってたので見てみました。キャストのところにアート・ガーファンクルって書いてあったので、あの歌手のサイモンとガーファンクルのアート・ガーファンクルなのかなって思って調べたらそうでした。ジャスティン・バーサの父親役でアート・ガーファンクルが出演してました。歌手の役とかじゃなくて、普通にとぼけた感じのお父さん役をやってて役者もやるんだなと。内容はラブコメ。シリアスな問題とか、深刻なドラマとかは、全部横に置いて、恋愛の部分だけを描く楽しい系ラブロマンスです。
できる熟女のパートナー探し
夫の浮気を知って離婚。まだ幼い二人の子供を世話しながら、働きに出てとかさ。そういうのをリアルに描いたら、恋愛なんかしてる暇も気力もない悲しいドラマになっちゃうけど、そのへんはとくに苦労もなく仕事も見つかるし、新生活も問題なく始まります。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズは学歴もあって才能もあるからすぐ仕事みつかる。スポーツライターかなんかでしたっけ。生活の苦労とかそういうのを描く映画じゃないのでそのへんはお気楽描写です。
まあ、一種のファンタジー映画みたいなもんですね。熟女の色気ムンムンのキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。ベビーシッターを頼んだ青年とじょじょにいい仲になっていく。
愛読書ハリーポッター
ジャスティン・バーサは25歳で将来も決まってなくてふらふらしてる頼りない若者です。でも性格がよくて優しいやつなんすよ。フランス人の彼女と結婚したけど、彼女はグリーンカード目当てで結婚しただけで、すぐに去っていってしまった。
傷心、将来どうしたいのかも決まらず、カフェでアルバイトしてる。そのカフェの上のアパートにキャサリン・ゼタ=ジョーンズが引っ越してきて、知り合います。
ベビーシッターを頼んだら、子供の扱いがうまくて子供たちがなつく。料理を作ってくれたり、気配りもできる彼に、夫へのいら立ちでむしゃくしゃしていたゼタ=ジョーンズも癒されて彼と一緒の時間が心地よくなっていく。年の差もなんのその、彼氏彼女の関係からさらに結婚までいくかと思われたけど、妊娠が子宮外妊娠だったことで冷や水を浴びせられたように冷静になってしまうキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。
バツイチ子持ち、仕事バリバリで大人すぎるほど大人な自分と、愛読書はハリーポッター、将来のこともまだ決まってない、アラフォーの自分からしたらおこちゃまに見える青年。
こんな状況の違う彼と結婚なんてうまくいきっこないって思っちゃうわけです。現状、うまくいってても、将来の不安っていうのが勝っちゃう。
今はよくても結婚は……
なんかわかるなあ。今、大丈夫なんだから、先のことは今考えなくてもいいってならないのが人間。まあ、それでいったん別れるんだけど、数年たってそれぞれが成長したところで再会。
またそこから彼女と彼の付き合いが始まるみたいな感じでエンディングを迎えます。まあ、今度はうまくいきそうみたいな予感の中で終わるけど、現実だったらそうはいかないだろねえ。
一度別れてから何年もたってるわけだから、キャサリン・ゼタ=ジョーンズが自分の番組をもつほどに仕事でキャリアップして輝いてるとはいえ、40歳からの数年の時間経過はでかい。
5年でしたっけ。いくら美しいキャサリン・ゼタ=ジョーンズでもそうとう老けてるはずなので、ジャスティン・バーサも冷静になっちゃうんじゃないのかな。
容姿に惚れてるわけじゃないから大丈夫?ってことかな。男はさあ、仕事で出世したりお金稼いだりやりがい見つけたりしたことが、容姿の衰えをカバーしてくれる雰囲気あるけども、女性はなあ。
まあでも今はもうそういう時代じゃないのかもしれないですね。男でも女でも何歳であっても今が充実してる人の勝ちっていう時代かな。
でもやっぱ年の差ってでかいですね。愛があれば年の差なんて関係ないっていうけれども、関係ありますよね。
年齢の差っていうのは、生きてきた時代の違いっていうことなので、価値観の違いや年齢からくる問題がおきるタイミングの違いが同年代よりも大きくなるわけで、そうなると気持ちがすれ違うことが多くなってくるわけで。
相手のことを許容する度量の大きさをお互いがもってないとやってけないだろね。
DMM動画:理想の彼氏