ちょっときっついなあって思っちゃったな。おじさんおばさんが何頑張ってんの?って感じてしまった。おとぼけテイストがおとぼけに見えず、ほんとのボケに見えちゃうっていうかさ。
ジョニー・デップもグウィネス・パルトロー、ユアン・マクレガーも老けたなあっていうかさ。グウィネス・パルトローの男たちが群がってくるいい女役も、もう無理あるんじゃないすかみたいな。
ユアン・マクレガー、顔たるみきってダルンダルンだし。年寄たちが若いつもりで若かったときと同じような演技してるのが痛々しいっていうかね。
まあ、でも適当に気張らずに軽い気持ちで見れたのでそんなに悪くはなかったです。ストーリーがもうちょいどうにかなんなかったのかなあって感じしますけどね。話が中盤ぐらいからやっとエンジンかかってくる感じなんすよ。それまでジョニー・デップのおとぼけ演技シーンが続くだけで、話が前に進まない。
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ジョニー・デップはイギリス貴族で破産寸前の美術商。奥さんがグウィネス・パルトロー。友達のMI5の警部がユアン・マクレガー。
修復士が殺され修復中だったドガの名画が盗まれる事件が発生。絵画に詳しいジョニデに絵画の行方を調べることをユアン・マクレガーが依頼する。
それでジョニデがおとぼけ演技しながらいろいろと調べていくわけ。なんだけど、これがなかなか話進まないのよ。
召使のポール・ベタニーとのおとぼけシーンとかちょび髭を剃れ剃らないで夫婦仲が微妙になるグウィネス・パルトローとのおとぼけシーンに時間がかけられていて、話が全然進まない。
いや舞台をロシアやアメリカに移動してなんかいろいろとやってんだけど、ややこしくていまいちよくわからない。難しくてよくわからないっていうか、適当に見てて、ちょっと居眠りしかけてたから、よくわからないんすけどね。
なんか最近映画見るときの集中力がないですね。若いときは画面の隅から隅まで音もなにもかも全部見てやるぞって、没頭して見てたもんですけど、
年取ったらそんな元気もない。なんか適当にみちゃってるんだよなあ。絵画をすりかえてロシアのロマノフをだましてオークションでスカを高額で落札させて借金返せてよかったねっていう話だったかな。ちゃんと真面目に見てないから適当だけど。
ジョニデたちのおとぼけ演技が前面に出すぎてて、話が頭に入ってこなかったかな。衣装や車などの小道具は良かったので、映像の感じは好きだったんすけど、中身がなさすぎで、なんもない映画だったです。
いやー、つんまないっていうこともないんだけど、おもしろいのかというとおもしろくはないみたいな。何がどう悪かったのかよくわからないんすけど、いまいちなのは確か。
年取ってからのジョニー・デップ主演映画に当たりなしの法則にまた1本追加された。