3月に1年以上300株保有株主にQUOカードとカタログギフト進呈、長期継続保有により金額アップありという株主優待制度で長期達成を目指そうと思って保有を始めていましたが、1回もらって終了という結果になってしまいました。
絵に描いたような株主優待銘柄への投資での大失敗の巻です。現在の評価損益はマイナス42%です。ほぼ半値になってしまった。優待廃止がアナウンスされてから株価は下落し続けて下げ止まらず現在400円近辺で推移しています。
ここが底だと思いたいですが、普通に300円台があるような気がしますね。1,000円台で推移していたこともあったのに、ここまで叩き売られるとは株主優待パワー恐るべし。あまりにも内容が良い優待だったから廃止で下がるのはわかるけど、ここまでとは。
これだけ売られてしまうということは、この企業に株主優待以外の魅力が一切ないということ。フラット35の貸付をやってる会社なんすけど、業績は横ばいで成長性は感じられない。良く言えば手堅い。悪く言えば夢がない。
本業に夢がない分、株主優待制度に夢があった。廃止によってその夢がなくなってしまった。夢破れて失望売り。夢がないので、買う人がいなくて株価は戻らない。そういうことでしょうか。
この含み損をどうしたもんかな。優待目当てで保有していた人の中には今回を最後に損切りしてすっきりという人も多いでしょう。長期保有を鼻先にぶら下げておいて、食いついたらおしまいで~すと糸を切るようなことする会社に投資したくないよと怒り心頭の損切り。
株価が反転上昇してまた1,000円付近に戻ってくると思って塩漬けする人もいるでしょう。うーん、でも上昇するイメージが一切わいてこない。損失がトントンぐらいになるためには、現在の株価から2倍以上の上昇をしなければならない。
今の株価から3倍になるイメージできますかね?日経平均株価の調子がいい今上昇しなくていつ上昇するのか。どうなったら日本モーゲージサービスの株価が上がるのかイメージが全然わかない。
住宅ローンだから、住宅市況が上向いたり、金利が上がったりしたら業績が良くなるのかしら?
利上げとかで銀行や金融、保険セクターは爆上がりしている銘柄が多いというのに、ここは無関係ということは金利のニュースは関係ないのかな。わからない。
あるとすれば株主優待制度の復活ぐらいですかね。やっぱまた株主優待やりま~すとか、それぐらいしか上昇の起爆剤を思いつかない。廃止してすぐ再開という例がないわけではないけども、普通ないですよねえ。
やっぱり損切りするのがいいのかもしれないですね。高い授業料を支払ったと思えば諦めもつくでしょうか。優待制度以外に投資したいと思わせる要素がないのが痛いところです。
配当がよければなあ。増配じゃなくて減配してるし。この配当では数十年もらわなければ損失補填できない。うーん、困ったものだ。
株主優待の負のパワーをまざまざと見せつけられた銘柄であります。恐怖の株主優待。よく考えたら狂ってる株主優待内容ですけどね。QUOカードの額がでかい上にカタログギフトももらえる。
さらに長期保有でカタログギフト2品もらえるって、そんな馬鹿なっていうね。夢なら覚めないでと願うレベルの大盤振る舞い。やっぱり夢だったんだ……みたいな。
じっくりカタログギフトを見て商品を選ぼう。インターネット申し込みだと紙のカタログにのっていない商品もあって、選択肢が増えるのでハガキ申込みよりネット申し込みがおすすめです。
申込期間は2024年6月28日~2024年12月27日。復興支援のギフトということですごく社会的にいい優待なんですけどね。
善行は継続するのが難しいということか。いいことは続かない。継続するのは力なりといいますが、継続できるのは力あるもののみということです。