でも、ミニオンズがイラっとくるのであまり楽しめなかったなあ。ミニオンズおもしろい、かわいい!って感じる人だったらすごくおもしろいと思う。お話というか設定もよくわからないんすよ。
人類より昔から地球にいたミニオンズ。ミニオンズの習性は、悪いボスにつかえて子分になること。この習性ってなんなん?わけわからん設定だ。あるときは恐竜、あるときは原始人、その時代ごとの地球の支配者につかえてたんだけど、ボス不在の時代が続く。
このままじゃミニオンズの気力がなくなって滅亡してしまうということで、ミニオンズの中で冒険心がある勇者があらわれて外の世界にワルのボスを探しにいくことになる。南極から出発してニューヨークや日本を経由してたどり着いたのが1960年代のイギリス。
なぜか悪党大会が開催されていて、そこで一番の女悪党がいて、この人こそボスにふさわしいと彼女につかえることにするのだが……。そこでいろいろと騒動がおこるってわけ。
ミニオンズってぜんぜん知らないキャラクターだったんだけど、有名なキャラクターなんですかねえ。子分になることが習性ってわけわからん設定だなって思ったら、もともと怪盗グルーっていう話に出てくる脇役の子分キャラクターなんだって。
この映画は脇役を主役にしたスピンオフ作品。minionが英語で子分っていう意味ということで、あ、そうなんだ、なるほどそういうキャラだから親分探ししてるんだねって、映画を見た後に納得。
まあ、映像はいいのでミニオンズが好きかそうでもないかがポイントになるかなあ。絵柄が気に入る人にはおもしろいと思う。あとイギリスネタがわかる人。自分は両方ともあんまりだったのでいまいち楽しめなかったかな。