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『スタイル・ウォーズ(原題:Style Wars)』【映画のあらすじとネタバレ感想】


1970年代、80年代のグラフィティアートに関するドキュメンタリー。NYの地下鉄や町中の壁に落書きが大流行したときの空気を感じられる記録系映画。1983年の映画なので当時のNYってこんななんだっていう面白さがありました。

まあ、内容はよくわからないっすけどね。アートや芸術に興味ある人だったらよくわかるんだろうけど、ストリートカルチャーは体験もしてないし、音楽やファッションで後追いもしてないので、まったくよくわからないので。

出てくるのは、列車や壁にグラフィティ・アートをスプレーで描く若者たちや、路上でブレイクダンスする若者やラップする若者。落書きに頭を悩ませる市の人。息子が電車に落書きするのが、まったく理解できないという母親。

ああいう落書きってもっとコソコソというか、闇夜に乗じて隠れて描いているのかと思ったんすけど、そんなことないみたいでした。真っ昼間に普通にゆっくり描いてたけど、逮捕とかされないのかな?みたいな。

他の犯罪で手一杯で落書きの取締まで手が回らないということなのか。わからない。時代がかわって何十年もたってしまうと、なぜそんなことが流行ったのか、なぜこれがその当時はナウかったのかわからなくなってしまう。

ストリートカルチャー、路上発祥の文化ってよく考えたら怖いですね。だって路上にたむろする若者がそんなにたくさんいたってことでしょう?家に居場所がない、目的地もない。仕事もない。だから路上にいるしかないみたいな若者がたくさんいたってことじゃないのかな。

安らげるホームがない。目的をもって出かける職場や学校や、会いに行く友達や知り合いもいない。移動空間でしかない路上が、唯一の居場所。ストリートにいる時間が長いからこそ、壁や列車に絵でも描いたろかっていう気になる。

道端でラップやって、道端でブレイクダンスでもやったろかっていうやつらが出てくる。安らげるホームも、希望の明日もないやつらがそんなにたくさんいたってことなんでは。そう思うと70年代80年代って暗い時代だったんだなあ。

アート、ミュージック、ムービー、芸術文化的にはカオスでおもしろいものがたくさんっていうイメージなんだけど、時代的には暗い時代なのかもって思ったな。


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