電気炊飯器を使わなくなってからはや幾数年。米1合を片手鍋でガスコンロ炊飯するのが、一人の食卓には手軽でちょうどよいです。お米に押し麦とかビタバレーとかもち麦とかを混ぜて炊いてます。
麦のほうが食物繊維とか栄養面ではいいらしいので、今じゃ白米だけ炊くことがないですね。たいてい業務スーパーかイオンのトップバリュで安い麦買ってます。今食べてるのは、トップバリュのビタヴァレー。「ビタミンB1入りビタヴァレー国産大麦使用」800gで税別265円です。大麦を細かいサイズにしてビタミンB1を加えたビタミンB1強化麦ってやつです。薄っすら黄色いのはビタミンの色かな。ビタミン剤飲まなくてもこれでビタミン補給できますね。
原材料名:大麦(国産)/ビタミンB1、着色料(ビタミンB2)。栄養成分:100g当たり エネルギー332kcal たんぱく質8.3g 脂質1.8g 炭水化物76.2g 糖質65.2g 食物繊維11.0g 食塩相当量0.0g ビタミンB1 1.76mg。株式会社はくばく製造。研いだ白米にお好みの量のビタヴァレーを追加して炊きます。ビタヴァレーは水洗いする必要ありません。初めて麦ごはんを食べる人は、ビタヴァレーをいれすぎると麦臭いのが気になると思うので、白米の5分の1とか少量で様子見するのがいいと思います。
麦の味になれたらだんだんと麦の量を増やしていく。鍋で炊くのは、土鍋とかじゃなくても、蓋ができる鍋ならなんでもいいです。水を適当に入れる。米面より1~2センチぐらい上に水面がくるぐらいですかね。自分は多めに水をいれて、盛大に吹きこぼしながら炊くのが、好みのお米のかたさになるので水は少し多めにします。強火にかけて沸騰し始めたら、火を最小にする。極弱火でそのまま10分ぐらい。10分というのは単なる目安で、室温や水の量の違いでもっと長くなったりします。
蓋の隙間から盛大に吹きこぼれまくるけど、気にせずそのまま炊いていきます。ただ吹きこぼれでガスの火が消えないようにだけは注意ですね。10分ぐらいで米の表面がボツボツと穴ぼこだらけになってきます。カニ穴っていうらしいですね。かに穴ができてきたらそろそろ完成が近いです。蓋を開けずにかに穴を確認できるので、蓋は透明のものが便利です。そして鍋の底からパチパチと音がし始めたら火を止めて10分ぐらいそのまま蒸らして完成。炊き立てごはんのおいしさは格別ですね。おかずがなくてもどんどん箸がすすむ。塩とごまでもかけたら十分だし、生卵や漬物があればご飯だけで腹いっぱいになる勢いです。ごはんがおいしい秋が来ましたね。