ロリ・ペティってキアヌ・リーヴスの「ハートブルー」に出てた女優なんすね。けっこうワイルドな雰囲気のある人だなあって思ってたけど、こんな子供時代だったんだ。
ジェニファー、ソフィア、クロエの3人は、近所の人間がポーカーハウスと呼ぶ家に住んでいた。母親が売春婦で、夜な夜な家で賭場がひらかれ、ポン引きや賭博師、売春婦、客が集まるのでポーカーハウス。
ジェニファー・ローレンスは高校生だっけ?中学生かな?何歳なのかよくわかんなかったけど。新聞社とかバーガーショップとかでバイトしてたから高校生か?次女は小6ぐらいで、クロエは小3とかですかね。
小さな子供たちが暮らすような環境じゃないわけ。子供たちは、なるべく家にいなくてすむようにしてる。次女は毎朝新聞配達と瓶拾い。クロエは友達の家に寝泊まりして、バーでテレビを見て時間つぶし。
学校とかどうなってんだろ?みたいな。学校行ってないのかな?ジェニファー・ローレンスはバスケットボールの選手で、家で宿題とかしてたから学校行ってるみたいだったけど。初めからこんな生活じゃなかったみたいです。
牧師の父親がおかしくなって、去ってからこんな生活になっちゃったらしいです。そんな感じで、子供たちがまともに扱われず日々をどうにかやり過ごす姿を描いてます。
娘3人の演技が達者ですごい。ジェニファー・ローレンスなんか堂々としたもんですよ。子役に毛が生えたような年齢だと思うんすけど、演技が真に迫ってるっていうかね。いい演技するんだ。
子役演技は卒業してるレベルの演技する。大人たちと五分以上に渡り合ってる。
クロエ・グレース・モレッツはおもしろい。大人みたいなこと言ったり、大人みたいな表情したりするよくできる子役って感じの演技で、芸達者だなあみたいな。
真ん中のソフィア・ベアリーが一番リアルっていうか、普通の子供って感じの演技だったかな。3人それぞれ違うタイプの演技してたから、飽きずに見れたなあ。
なんもとくにストーリーはないけど。まあ、とにかくひどいんすよ。家に知らない人間がいつもうろうろしてるとかいやすぎる。
安らげる場所であるはずの家が酒、たばこ、ドラッグ、売春の巣窟。そろそろお前も客とって稼げよって母親から言われる。
母親の男に無理やりバージンを奪われる。ジェニファー・ローレンスは、この環境に抗おうとしてるんだけど、流されかけてんの。母親の男とキスしたりして、彼の唇おいしいとか思ってたら、力ずくで無理やりやられてしまう。
母親は助けてくれないし、親らしいこともしない。助けてほしいけど、誰に助けを求めたらいいのか、そもそも助けてもらえるのかもわからない。
そんな状況でジェニファー・ローレンスはタフに日々生き抜いてるわけで、すごいなみたいな。最後もいろいろあったけどバスケの試合にでて、シュートをきめまくってチームは勝利。
やっぱタフじゃないと生きる資格がないんだなあ、この世はって思ったね。
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