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『まぼろしの市街戦(原題:LE ROI DE COEUR)』【映画のあらすじとネタバレ感想】


戦争コメディ風刺映画。戦争がいかに狂ったものなのかを見せるために狂人たちの乱痴気騒ぎを使って描くコメディ。ドイツ軍が村に爆弾を設置。村に侵攻してくるイギリス軍を村もろとも吹き飛ばそうと画策する。

その計画をスパイの報告から知ったイギリス軍は鳩通信兵の主人公に村に潜入して爆弾のありかを突き止めるように指示する。それで村に行くんだけど、村人はみんな逃げちゃってるんすよ。残ってるのは精神病院の患者たちだけ。

病院から抜け出した患者たちは、思い思いの扮装をして思い思いの人物を演じだす。あるものは将軍、あるものは伯爵、あるものは大司教、あるものは娼館のマダムといったように、100年前で時間が止まったような振る舞いをする彼ら。

そこに鳩通信兵の主人公が紛れ込む。ハートのキングですと行きがかり上名乗ったらそういうことになって、みんなから王様王様と言われて仲間入り。そういう精神病患者たちの乱痴気騒ぎの中、主人公は爆弾のありかをつきとめることができるのか。

爆発を阻止できるのかみたいな話が展開していきます。思ったよりも楽しめておもしろかったですよ。戦争なんかしてるほうが異常で、戦争なんかお構いなしに自分たちがやりたいことやってる患者たちのほうが正常なんじゃないかみたいな。

異常と正常がひっくり返っていく。見事爆弾を発見して爆発を阻止した主人公が、いったんは軍隊に戻って村を去ろうとするけども、やっぱり戻ってくるというラストも良かった。

村から軍が去り、村人が戻ってきて、患者たちは病院に帰っていく。彼らがあまりにも統率とれてて、ほんとに精神病患者なのか?って思える。

戦争なんかやってるほうが異常で、精神病院に入ってるほうが正常なんじゃないかみたいな。


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