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『21世紀の資本(原題:Capital in the 21st Century)』【映画のあらすじとネタバレ感想】


百科事典のように分厚い経済学書がなぜか世界中でベストセラーに。売れて著者のトマ・ピケティの名前と書籍の題名は評判になったが、本を実際に読んだ人はほとんどいないのでは?みたいな。評判だからと買ってみた人も、数ページ読んでやめたとか、多そう。

まあ、なんかよくわかんないですけど、たまにこういうよくわからないベストセラーが生まれますね。重要なことが書かれているらしいけど、さっぱりよくわからないみたいな。本は経済学の本なのでわかりにくいから、映像で見せてあげようというのがこの映画です。

この映画を見れば、21世紀の資本を読んだことになるのかな?自分も図書館かどっかで立ち読みしてみて、難しそうだからすぐに棚に戻した口。内容は金持ちがどんどん金持ちになっていく仕組みと歴史みたいな感じだったかな。

昔は資本家と労働者に差はあれど現代のレベルではなかった。それが金融システムと政治のパワーによって差が天文学的に広がっていった。その歴史を見せてくれるみたいな感じかな。経済学者たちが出てきてあれこれ解説する。

その解説にあう映像を過去の映画やニュース映像から引用してコラージュで作って見せてくれます。解説と映像。そういう構成です。

貧しいものは貧しいままかもっと貧しく。富めるものはさらに富む。その差は埋まらない。埋まるどころか拡大していく一方なのが21世紀の資本主義だ。富の再分配など幻想だ。そういうのがよくわかる内容だったかな。

普通におもしろくみれたけど、だからなんなんだという気持ちになります。この映画に出てきて、あれこれ言ってる経済学者もどちらかというと金持ち側じゃないのか。

なんの役にも立たない経済学。金持ちが金持ちになる理由を説明してくれたところで、じゃあそれをどうにかできる方法があるのかい?というととくにないわけだし。なにがしたいんだか。問題提起がしたいのかな?


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