アイデンティティの喪失と取り戻すのを描こうとしたのかな?ちょっと話がややこしいというか、わかりにくくて、よくわからなかった。だから、後半の主人公たちのがんばりが何をやってるのか、何をしたいのかがいまいちよくわからなくて、のれなかったんすよねえ。
メンバー同士で揉めてたけど、なんでなのか、適当に流し見してたからよくわからなかったなあ。もっとしっかり集中して見たらよかったね。
なんとかっていう化け物が出現してきたときだけ出動して、人間たちを救っていたスーパーヒーロー集団。なぜかなんとかっていう怪物退治だけする決まりになってて、人間同士の争いや他の怪物による人間の危機には介入できない。
そのルールに疑問をもつメンバー。ルールがなければ、もっと救えるし、もっとよりよい進化へ導けるのにどうしてなのかって。俺たちは人類を見守り導く神なんだろ?って思ってたけど、実はアイアン・ジャイアントみたいな彼らの上司の神が怪物を作ってて、それが思ったより増えすぎたから駆除のために彼らを作って駆除作業をやらせていただけ。
おれたちは神でもなんでもなく、崇高な使命があるわけでもなく、ただの駆除係だったのだっていう感じでしたっけ?よくわからないけど、そんなふうな話じゃないかと思って見ました。
映像とかけっこうよかったし、役者もよかったと思うけど、話がよくわからないのと、ヒーローたちのデザインがしょうもなすぎるところが残念です。ヒーローの衣装とか能力はもうちょっとなんかかっこいいのを考えてほしかった。
一番強いイカロスかなんかが、空飛べて目からビーム出すやつってスーパーマンそのままなんだけど、見た目は別にマントははおってないし、特徴がないスーツ着てるだけで最強感が全然ない。
アンジェリーナ・ジョリーがやってたアテナは甲冑っぽいデザインだったけど地味だしなあ。アイアン・ジャイアントみたいなやつ出てきてたけど、あいつなんやろ?みたいな。なんか偽物感というかバッタ物感がするやつらの寄せ集めって感じ。
足がめちゃくちゃ速い人が、手話使ってたのと、発明家のやつはゲイ設定なのは、時代的にこういう要素も盛り込んでいくのが標準になっていくのかなと。
主役がアジア系の女優っていうのもなんか今の時代って感じしますね。これが今っぽい感じなんだなあとは思ったですね。お話をもうちょっとどうにかわかりやすくできなかったのかなって残念に思う出来だったです。