眠い眠いアクション、眠い眠いアクション、眠い眠いアクションで起床の繰り返し。眠い原因はエデンの果実っていうのがなんなのか意味わからないから。マリオン・コティヤールが暴力の起源がエデンの果実でそれをどうこうしたら、人間の暴力性が治療できるとかなんとか意味不明なこと言ってた。
テンプル教団がアサシン教団が持ち去ったエデンの果実を取り戻すために最新技術を使って実験してるっていう話なんすけど、お宝の意味がなんなのかがさっぱりわからないし、それをゲットしたらどうなるのかもわからないから眠たい。
この映画の中では、DNAから記憶を引き出す技術が確立してることになってます。先祖の記憶を末裔から引き出せる。アサシンの末裔であるマイケル・ファスベンダーが死刑執行されたところを教団が裏取引かなんかで生かしてゲット。
マイケル・ファスベンダーと同じようにアサシンを先祖にもつ末裔たちが収容されてんの。みんなアサシンの血が流れているからなのか、暴力的で犯罪おこして問題おこして死刑とかになるようなやつらばかりのようです。
彼らを施設に収容して、記憶呼び起こしシンクロ装置につなげて過去の先祖の記憶を再生する。テンプル教団とアサシン教団のエデンの果実をめぐっての攻防戦が繰り広げられる。その先祖の記憶を見ていくと、結局、アサシンがどこにエデンの果実を隠したか場所が判明して実験は成功。
でも同時にアサシン軍団の反乱がおきて施設は壊滅。所長のジェレミー・アイアンズと娘のマリオン・コティヤールはヘリで脱出。エデンの果実はコロンブスの墓に隠されてたのがわかってゲットできて、ジェレミー・アイアンズはその成果によりテンプル教団の集会で表彰される。
その集会にマイケル・ファスベンダーたちアサシンの残党がやってきてジェレミー・アイアンズを殺してエデンの果実を奪い返すんだけど、入り口のセキュリティチェックがざるで笑った。
なんでセキュリティチェックを問題なく通過できてんすか?みたいな。武器チェックはするんだけど、人相チェックはしないんだ?みたいな。テンプル教団は莫大な資金力をもつ何百年も続く組織なのに、集会のセキュリティチェックガバガバで甘すぎて笑った。
シャーロット・ランプリングが、威厳ある感じでかっこいいセリフをいってたけど、なんか間抜けに見えちゃったなあ。
この映画はアクション以外のシーンがいまいちすぎるんすよ。長い間を使って意味深な表情をする、なんかかっこいいセリフっぽいことを言うみたいな感じで、全然なにをやっているのかよくわからない。
ちゃんと説明する気がないのなら、もっとテンポよく話をすすめて、アクションだけ楽しめるような時間配分にすればいいのにね。
まあでもエデンの果実はマクガフィンっていうやつなのかもしれないですね。物語を進めるためのただの象徴としてあるだけで、それを巡って主人公がなにかするほうの描写がメインだから、エデンの果実には具体的な中身はない。
それにしてもドラマ部分が眠いよ。アクションだけでよかったのになあ。マクガフィンなのに説明しようとして時間を使うから眠たいことになってたような。アクションに特化してくれたら、もっとおもしろかったかもしれない。