ETSホールディングスは送電線工事の会社だっけ。創業1922年ということは今年100周年だったみたいですね。すごい老舗企業だ。100年会社が続くってすごい。記念して記念配当とか優待とか実施したのかな?
あ、調べたら前期に記念配当2円出したようです。2円かあ。まあ配当が出るだけ御の字ですけどね。なんていうか、こういうインフラ整備の企業って地味で全然目立たないんですよねえ。社会的に重要な役割を担ってるけど、利益がすごいとか、イメージよくてかっこいいと思われたりとか、そういうことは全然ない。日陰の存在。縁の下の力持ち。
だからなのか株価もぱっとしないです。長期間右肩下がりでときどきニュースがあると、ぴょこんとはねるけど長続きせずにいつもの下落トレンドに戻っていくみたいな動き。
政府が電力供給に関してあれこれ施策を打ち出すというニュースにはよく反応するみたいですが、だからといってうなぎのぼりに株価があがっていくということもないです。
電気料金がどんどん値上がりしてとか、電力供給が逼迫してとか、原子力発電が再開してとか、電力関係のニュースはいろいろあるけど、それで送電線工事の会社がどうなるのかっていうのがよくわからない。
政府が電力安定供給にむけて動くとここは儲かるんですかねえ。まったく未来が読めない。
やっぱり建設業、インフラ整備系のセクターは株価上昇は厳しいのかなと感じます。国土強靭とか、インフラ整備とかなんとか毎年言ってるけど、長期間の上昇トレンドに入った試しなし。
配当と優待をもらって長年耐え忍ぶ。保有していることすら忘れる。それぐらいがちょうどいいジャンルなのかも。だったら最初から投資する候補にならないけど、優待があるからなんか保有したくなるみたいな。
なんだろう。ヤケになって短期勝負でナンピンとかするのはこういう銘柄ではやっちゃいけないトレードのような気がする。なぜなら全然リバウンドがないから、株数だけ増えて身動き取れなくなっちゃう。
年単位で1回株価チェックするぐらいでちょうどいいのかも。のんびりいきたいね。でもさ、のんびり優待と配当をもらうつもりでいても、企業は簡単に無配や優待廃止をやるからのんびりできないんすけど。
優待廃止や改悪をするのはいいとしても、権利確定日直前にアナウンスする企業が多いのがほんと信用できない。いやー、普通はある程度前もって告知するのが仁義ってもんじゃないの。まともな企業はそうしてますよねえ。
直前にアナウンスするにしても今期は実施して来期から廃止とかならわかるけど、なぜか権利確定日直前になって今期から廃止します、改訂しますとかやる企業が多いのがほんとどういう神経してんのかよくわかりません。
やばいところは権利確定後に今季の優待は中止ですとか、優待廃止ですとか後出しでやってくるからほんと極道って感じです。
廃止とか改悪とかってそんな直前に決まるもんなんすかね?3か月とか半年とか1年前とかに会社内部では決定してるんじゃないの。そういうもんじゃないんすかね。それをわざわざ権利確定日直前までアナウンスしないんだからだまし討ちみたいなもんです。
優待目当ての投資も楽じゃないですね。優待もらってもそれ以上に株価下落しっぱなしもあるし、突然改悪廃止もあるし。優待目当て投資は企業とのコンゲームだ。