それも2,3年前にブームは去ってましたかね。なぜかというとサバ缶の値段が大幅に上昇したから。大容量で100円を切るようなものだったのが、缶は小さくなり、サバの量は減り値段は1.5倍や2倍になった。
いやー、高級なサバ缶はもともと高いので値上がりしたところで、もともと高いからあんまりなにも感じないけど、安くて良いものだったものが高くて内容悪くなったら、そりゃブームもさりますよ。
そんな感じで、安かったサバ缶を見かけなくなり、見かけたとしても痩せたおいしくないサバだったりして、サバ缶から遠ざかっていました。今、食品値上げ真っ盛りだしね。
そんな中なんすけど、ロピアで見つけたサバ缶は190gで税別99円というもので、サバ缶といばこの容量と価格設定だよって感じるやつだったので買って食べてみることに。あの頃のサバ缶カムバック。
原産国はタイ。内容量190gで固形量は114g。輸入者は株式会社ユーラスで、ロピアオリジナル商品ですね。
ロピアのこのサバ缶は昔からこの値段だったのかな?昔はもっと安かったりしたのかなあ。ロピアで買い物するようになってから日が浅いのでよくわからないけど。
ぱかっとあけると鯖の身がごろっと。やっぱ190gあるとたくさんあっていいですね。まあ、身はけっこう小ぶりかな。小ぶりっていうかしっぽに近い部位なのかな。食べてみたんだけど、あっさりしてます。脂が乗ってない。ちょっとぱさつく感じの身。
味は悪くないし、ボリュームもあるので、この価格なら全然いいです。サバ缶ですごく鯖に脂が乗ってて、しっとりと身全体に味がしみこんでやわらかくてジューシーになってるやつと、淡白であっさりしてて、身に脂がのってないのとあります。
その違いはどこでつくのか。漁獲されたときの季節や場所や、その年のサバの育ち具合とかで変わってくるんでしょうか。加工の仕方とか味付けの仕方の違いで差が出るのかな。
調理の仕方や味付けの違いなら、同じ会社の同じ商品を買えば、いつも脂の乗ったジューシーなサバなはずなんだけど、缶によってばらつきあるから、収穫されたときのサバの出来の違いのような気がするけどどうなんだろう。
それかあれですかね、サバの大きさの違いとかかな。このサバ缶みたいに見るからに小型のサバが使用されていると、脂が乗ってないってことなのかな。
高いサバ缶はよく太ったサバを選別して使ってるから高いのかなあ。
ということはやっぱりサバが豊作のときに作られたサバ缶のほうが脂が乗っててうまいってことになりますね。サバがよく育った豊作のときに作られたかどうかはわからないので、外見でうまそうなサバ缶は見分けがつかない。
サバ缶は栄養あるとか魚の脂DHA・EPAが豊富でいいとかなんとか、良いことばかり言われますけど、悪い点としてはやっぱり塩分が多すぎるところかな。
食べたら明らかにしょっぱいですもん。これは塩気が強いっていう味。これを毎食、毎日食べたらちょっとあかんのと違うかなって。数値では気にするような量の塩が入ってるわけじゃないけど、味はかなりしょっぱい。
それとサバ缶をベースにあれこれ追加して別に味付けを足したりするのも、塩分過多になりそうなのでやめといたほうが良さそうに感じるけどどうなんだろね。
安くてうまくて体にもいいとか、そう都合のいい食べ物があるわけじゃないですね。