株主還元を配当等に集約するということで2023年9月から優待制度は廃止となりました。今回もらえる2022年9月のクオカードが最終ですね。昨今の優待廃止の流れそのもののような優待制度廃止です。
優待は小口株主優遇、大口株主冷遇で不公平だから廃止する。優待廃止するが、配当はあげて増配。今後は株主還元は配当で行う。廃止しやすいと言われるクオカードの優待だった。いつ廃止されてもおかしくない状況は整っていたんだなあ。
QUOカードの券面デザインは日本赤十字社のものでした。赤十字発祥の地、イタリア ソルフェリーノの風景写真です。1枚につき10円が日本赤十字社に寄付されるそうです。やっぱあれですかね、CSホールディングスが電子カルテの会社なので医療関係ということで赤十字なのかな?
医療関係のDXの流れは拡大する一方だと思うので電子カルテも将来性あるような気がするので、優待廃止となっても配当がよいのなら保有するのも悪くないような気がします。
そう思った人が多いからなのか、優待制度廃止をアナウンスしたときは株価下落しましたが、すぐにリバウンドして高値を更新するトレンド形成してます。優待廃止発表からめちゃくちゃに売られて下落トレンドにはいる銘柄も多いのに、ここは逆に上昇トレンドにすぐ戻るとは、こういうパターンもあるんですね。
結局、株価がどうなるかはわからない。なにか材料が出たとしても、それが株価にとって悪材料になるのか好材料になるのかはわからないもんですね。優待廃止は悪材料に思えるけど、好材料としてみる人もいるわけですか。
やっぱり株価じゃなくて、その会社がやってるビジネスがどうなのかという部分を見なきゃいけないんすかねえ。
でもそのビジネスに将来性があるのか、伸びるのかどうなのかなんてわかるわけないので、どうしようもないんですけどね。