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『彼女が水着にきがえたら』【映画のあらすじとネタバレ感想】原田知世、織田裕二主演のホイチョイプロダクション映画


原田知世と織田裕二主演のホイチョイプロダクション映画。意外と面白かったです。どうせホイチョイでしょ?バブルの適当映画でしょみたいな評価されること多いホイチョイ映画ですけど、自分はけっこう好きだったりしますね。

意外と見どころが多いから。これは見たことなかったんすけど、てっきり南国リゾートでナンパにスキューバダイビングしてアバンチュールみたいな話かと思ってたら、宝探しの話でした。

舞台も南国じゃなかった。横浜でしたっけ?だからあんまり天気がよくないんですよね。曇り空でぬけるような青空っていうわけではない。そこにサザンのリゾート気分な曲が流れてきてもいまいち気持ちがあがらないのはご愛嬌。

宝石を積んで墜落した飛行機が海のどこかに沈んでいる。それを探しているのが谷啓と織田裕二。ライバルの伊武雅刀もお宝を狙っている。伊武雅刀は金持ちでクルーザーで夜な夜な船上パーティーです。

そのパーティーに来ていた原田知世と織田裕二たちが知り合って恋と宝探しのドキドキアドベンチャーが始まるってわけです。原田知世と織田裕二は初対面のときにお互いいいなと思ってる。

でも織田裕二は奥手で原田知世はちょっと堅物なとこがあって、タイミングがうまくいかなくて恋愛がスタートしません。これがなかなかおもしろい設定なところですね。時代はイケイケ。男も女も欲望のままにお互いを率直に求め合うのがイケてるとされていた時代です。

男は女と見りゃナンパ。女は男を品定めしておいしい思いをさせてくれる男あさり。それが普通だった時代に、主役が奥手と堅物っていう設定にしたのは、そうしないとドラマになんないからでしょうか。

織田裕二が軽いナンパ男で、原田知世が尻軽ノリノリパーティーガールだったら、出会ってすず意気投合して、ヒャッハーってスカイダイビングやボートで遊んでめでたしめでたしっていう話になっちゃう。

織田裕二と原田知世は周囲からちょっと浮いちゃってる存在なんすね。そこがお互いひかれあるポイントだったんでしょうか。

なんか時代を感じちゃうなあ。昔の映画を見ると時代のノリがどういうノリだったのかって感じますよね。男は強姦するぐらいの元気があったほうがいいんだよみたいなノリ。谷啓が織田裕二に発破をかけるもんね。そんな消極的でどうする、またいいお友達で終わるのか、強引にもっといけよみたいなこと言うんすよ、織田裕二に。

それで織田裕二は原田知世になんとかアプローチしようとする。それがまたいいんだよね。携帯電話なんか普及してない時代だから公衆電話です。まだこのころの携帯電話は、ショルダーバッグ型で一部のお金持ちアイテムで庶民は公衆電話ど家電で連絡を取り合っていた。

公衆電話で原田知世の家に電話する織田裕二。原田知世は家にいなくて、そのとき電話してる織田裕二の後ろを車で通り過ぎていた。そういうすれ違いの描写が懐かしいです。家電なあ。電話しても本人がでなくて、だいたい親がでて取り次いでもらわないといけないドキドキテレフォン。

すっかり消滅しちゃいましたね、家電と公衆電話。時代といえば、やたらとタバコを吸うシーンがでてくるのも時代を感じて面白かったです。織田裕二がやたらとタバコを吸う。

原田知世が嫌煙家で吸ってもいいかぐらい聞いたらどうなのって怒ってましたが、それをきいた男性陣がこれみよがしにみんなタバコに火をつけてぷかぷかやるっていうギャグシーンがある。時代的にタバコのマナーとかが言われだしたけど、まだまだ全然浸透してなくて、タバコをそこらへんで普通に吸えてた時代なんだなあ。

ジッポライターをかっこつけて火を付けるとか、そういう時代だったんだ。そんな感じで時代の空気を感じるシーンがいっぱいあるから面白い。話はとくにどうということもない感じですけど、アドベンチャーです。

香港から沈んだ飛行機の積荷に宝石があったことを嗅ぎつけた組織がやってきて谷啓や伊武雅刀たちよりも先に引き上げようとします。最後は織田裕二と原田知世を香港チームが追いかけるチェイスシーンになります。

夜の湾内を水上バイクが疾走していく。なかなかムードあっていい感じです。エンドロールで、夜の湾内を走行するのは法律で禁止されてて、撮影は特別な許可をもらって警察の指導の元で行っていますという但し書きがあった。

確かに危険ですよねえ。暗いとこをマリンジェットでぶっ飛ばしてたらから、けっこう迫力を感じました。香港勢をうまくかわし、お宝は場所がわかって引き上げに成功するけど、どんなお宝だったのかはよくわかりません。

お宝は原田知世だったというオチ。原田知世にとって織田裕二がお宝だった。宝探しのハラハラドキドキを一緒に経験した気の合うパートーナーが、本当のお宝だったというありがちなオチです。まあ、織田裕二も原田知世もスキューバで潜って海の中でキスするぐらいお互いのことしか目に入ってなくて、沈んだお宝とかどうでもよくなってましたもんね。

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