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『ドメスティック・フィアー(原題:DOMESTIC DISTURBANCE)』【映画のあらすじとネタバレ感想】


なんともスリルのない映画だった。もうちょっとどうにかなんなかったのかなあ。もっと怖い映画になってもいいはずなのに、大味な気の抜けたサスペンス・アクションになってました。何がイマイチだったんだろう。

ジョン・トラボルタは船作り職人。嫁と離婚。12歳の息子は嫁と暮らしてて、ときどき面会して関係良好。元嫁が再婚することになります。再婚相手の男は最近町にやってきて羽振りよくあちこちに投資する金満家。元嫁は玉の輿でよかったねと、複雑な気持ちだけどジョン・トラボルタは祝福してます。

息子は問題児なんすよねえ。たびたび脱走しようとしたり、嘘ついたりして問題起こしてます。息子はジョン・トラボルタと母親が離婚したことに納得してない。また元の3人に戻りたいと思ってます。

まあ、これだけなら親の離婚と再婚に悩む幼い子どもと大人たちのドラマなんすけど、再婚相手の男が実は犯罪者。他の州でグループ犯罪やってて起訴されたりしてんの。これがよくわからないんだけど、アメリカは州をまたぐと犯罪者は身元を隠して普通に生活できるもんなのかなあ?

再婚相手の男は、隠れて地味に暮らしてるわけじゃなくて、あちこち派手に顔だして、金も出して活動してて、名誉市民とかに表彰されたりしてんの。隠れようとしてない、全然。服役した昔の仲間が取り分をとりにきたのを殺したところを息子に目撃されてなかったら、普通に何事もなく暮らせてたのかな?

息子が殺しの現場を目撃。すぐにジョン・トラボルタのところに言って事件を警察に話すんだけど、証拠が何も見つからないので、いつもの嘘だろってことで片付けられてしまう。

ほんとのこと言っても信じてもらえない息子。息子が嘘をついているのかどうかで悩み、でも信じようとする親のジョン・トラボルタ。家の中に殺人者がいて、それを誰も聞いてくれない中で生活しなきゃいけない息子の恐怖。

いろいろとハラハラさせる要素はあるんだけど、見てて全然ハラハラさせてくれない。なーんか緊張感ないんだよなあ。何がダメだったんだろう。

元嫁はなんも最後まで気が付かないのはなんでなんだろう。ごりごりの犯罪者で裏の顔ありそうな男なのに、まったく男の本性に気がついてない。そもそもどこで出会って結婚することになったんだろう。

そのへんの人間関係の濃密さというか、関係性の深さみたいなのが描写されてないので、実は再婚相手が犯罪者で今も危ないやつだったというのが、重く見えないんだろうなあ。

最後はジョン・トラボルタと再婚相手が格闘して電気ビリビリでジエンド。うーん、このへんの終わりになって敵と肉弾戦でやりあうという展開もお決まりのやつって感じでしたなあ。


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