スキップしてメイン コンテンツに移動

『クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡』【映画のあらすじとネタバレ感想】


クレヨンしんちゃん劇場版シリーズ第5作目。1997年の作品。今回は暗黒神を目覚めさせる玉をめぐる珠一族の争いに野原家が巻き込まれる話。玉をひまわりが飲み込んでしまったので、否応無しに争いの中心に。

玉は埴輪に封じ込まれたジャークという魔人を蘇らせるために必要なもの。玉2個を埴輪にはめると封印がとけるらしい。ジャークは世界を支配できるほどの力をもつ。それでよみがえらせようとする悪党と、それを阻止する善玉の戦いになるわけ。

その玉をめぐる攻防を描くのがこの映画のメインです。ジャークとか玉とかは主人公たちを動かすためのただの設定でしかない。ヒッチコック映画でいうマクガフィンっていうやつです。

だから最後にジャークが復活してしまった~ってなっても、ジャークは賞味期限切れでなんの力もない玉なしのオカマだったというオチになってさっさと終わっちゃう。玉をめぐる争いを描くための装置がジャークという存在。善玉と悪玉の攻防の決着がついたらジャークは用済み。

まあクレヨンしんちゃんの映画ってだいたいそうですよね。何か秘宝や魔人や世界征服する装置とかをめぐって、しんのすけたちと悪党が舞台をあちこちかえて追いかけっこしながら戦う。その戦いの様子を見せるのがメインで、お宝の意味とか理屈は適当でオチもけっこうあっさりです。

今回もオカマキャラが大活躍してたなあ。善のほうの珠一族がオカマの三兄弟でアクションにギャグに大活躍。あとアクション映画の刑事にあこがれてる資料室の女刑事とかも出てきてましたね。

かっこだけで銃の腕前はへなちょこで一発も当たらないとかでダメキャラなんだけど、格闘とかは勝てないながらもけっこう本格的みたいなよくわからないキャラだったなあ。敵も個性的なのがそろってて楽しかった。悪役に個性がないとおもしろくないですよねえ。

サングラスにボディコンのチーママ。超能力で心を読める外国人。元プロレスラーだけど実は子供大好きなムキムキ男。頭領は中村玉緒みたいなマダム。いろんなタイプの悪役がそろってていいですね。

今回は芸能人のゲスト出演はなかったかな。原作者の臼井儀人氏が出てきてたのがゲスト出演といえるかな。カラオケ歌ってました。カラオケといえば歌。最終バトルのあれどういうことだったんだろう。

心を読める敵に勝てなくて、じゃあ歌だってなって歌って勝ったってなってたけど、どういうことかよくわかんなかったけど、勢いでそうなんだあ~って納得したようなしてないような。

あとなんでしょうか。ひまわりが登場したのは今回からですかねえ。みさえとひろしがひまわりにばかりかまうので、しんのすけが少し嫉妬して不満げにしてるのがおもしろかったですね。

親は赤ん坊なんだからかまってやらないといけないと下の子にばかり意識が向くけど、しんのすけもまだまだ幼い子供で親の助けはいるわけで。リアルにやるとしんのすけがひまわりにいじわるしそうなもんだけど、しんのすけはなんだかんだいってひまわりの世話を焼くから偉いやつだなあみたいな。

ふざけてるけど、できた子供だなみたいな。しんのすけはなんだかんだいって、映画では一番まともだったりしますね。普段のテレビでもそうなのかなあ。


このブログの人気の投稿

ナショナルドアホン玄関子機VL-568KAが故障しているので、パナソニックVL-568KA-T(茶)に交換してみたんだ【DIY】

かなり前から故障していたドアホン玄関子機をついに交換。 20年以上前から1度も交換されてなかったっぽい。 今ついてるドアホン子機はNationalのVL-568KAです。 ナショナル?って何?って今の若い人はなるけど、 パナソニックは昔、ナショナルとか

ラ・ムーで売ってた『マジックキューブ MAGIC CUBES バニラ味』は安くて甘くてサクサクな海外お菓子だ【税別91円・原産国マレーシア】

ラ・ムーで売ってた安い海外お菓子を買って食べてみました。「マジックキューブ バニラ味」が内容量130gで税別91円でした。原産国はマレーシア。Tortoっていうのがメーカー名かな?中身は一口サイズのウエハースです。

ラ・ムーで『冷凍ブロッコリー』を買って食べてみたんだ【グリーンフーズ】

生野菜が高い。げんこつぐらいの大きさのしなびたキャベツが378円。そんなの買う気にならないので、冷凍野菜でお茶を濁す毎日です。ラ・ムーで売っていた「冷凍ブロッコリー」を買ってみました。内容量280gで税別110円でした。

財布が語る、宮部みゆきミステリ『長い長い殺人』【映画のネタバレと感想】

長い長い殺人 これはどうかなあ。宮部みゆきの小説の映画化作品なんすけど、映画っていうかWOWOWのテレビドラマですか、 財布が語るという形式が小説で文字でやってるときは、奇妙な味がでてよかったのが、映像にすると財布を語らせる意味があんまりなくて余計に感じてしまった。

夏は『レモン果汁(製菓用)』を業務スーパーで買ってきて、水でわってレモン水にして飲んで暑気払い【原産国ベルギー・250ml税別128円】

レモン果汁(製菓用) 夏はさっぱりしたものが飲みたいですね。業務スーパーで売ってるレモン果汁を買ってきまして、コップにブシャーっといれて、水を注いでレモン水にして飲むとすっきり爽やかでおいしいです。