こういうファンタジーなムードは好きですね。なんか夢と魔法のファンタジーの世界ってワクワクする。敵もおもしろいのが出てきました。いちおしは雪だるまのス・ノーマン。ス・ノーマンが野原家に入り込んでいくくだりがおもしろい。
まるっきりサスペンス映画じゃん。しんのすけはス・ノーマンが悪いやつって言ってるのに、みさえとひろしはそんなことまったく思わない。おもしろいやつだ、いい人だっていって、家に入れて一緒に飲んだりして盛り上がる。
あのス・ノーマンの手口っていうのかね、やり方が怖い系のサスペンス映画であるやり方で怖かったなあ。幼稚園でおもしろい先生だとみんなの心をつかむ。しんのすけが幼稚園から帰ってくると家にあがりこんでみさえと仲良くなってる。
外堀から埋めていくっていう計画的で怖いやつ。
晩ごはんも食べて今日は泊まっていくことになってたけど、ひろしがなかなか帰ってこないし、ご主人のいない間にあがりこんだのは失礼だから帰りますといって家をでるス・ノーマン。ホッとするしんのすけだが、酔っ払ったひろしと一緒にス・ノーマンが家に帰ってくる。
ひろしが飲んでる居酒屋にいって隣の席になって偶然をよそおって仲良くなって帰ってくるって怖すぎる。子供むけのアニメでここまで、本気に怖い演出してくるとはね。見た目が雪だるまだからファニーだけど、やってること怖すぎです。
なんでこんなリアルな怖い手口を見せてくるのかと。このパートはスリラー映画っぽい。
怖すぎるといえば、風呂のシーンも怖すぎた。あれ、子供のときに見てたらトラウマになりそうだ。ヘンダーランドに家族で行って帰ってきてしんのすけがお風呂に入ってたら、ひろしとみさえも入ってくるんだけど、人形なんすよ。
ヘンダーランドで入れ替わってて、家にいるのは親の姿をした人形。風呂入ってたら親が化け物人形になって入ってくるって怖すぎるだろ。ファンタジーってワクワクする面もあるけど、怖い面もありますよね。魔法でえげつないことやられるとめちゃくちゃ怖いや。
魔法のトランプで正義の味方、3人が召喚されるのは楽しくてよかったですね。アクション仮面、カンタムロボ、ぶりぶりざえもん。ぶりぶりざえもんが期待通りのクズっぷりでよかった。
あとはなんだろ。雛形あきこかな。クレしんの映画では芸能人が本人役で登場することがあるけど、今回は雛形あきこでした。このときはグラビアで売れてたときですよね、懐かしい。マガジンとかヤンマガとか少年誌のグラビアで見てたなあ。
大ボスがオカマの二人組っていうのは、クレヨンしんちゃんの映画の定番か。オカマキャラっていつも出てきてるような気がする。出てこない劇場版ってあるのかな?あるんだろうけど、全部になんかしらオカマキャラがいるような気がする。