男3人女1人のチーム。チームっていうか、それぞれ仲間じゃないんすけどね。最初はお互いを出し抜こうと鍔迫り合い。いろいろあって共闘することになって犯罪組織とやりあうって感じです。
宍戸錠、長門裕之、草薙幸二郎、浅丘ルリ子。
4人でチームっていうのも、なんかルパン三世っぽいですね。浅丘ルリ子は不二子みたいにセクシー系ではないけども、お転婆娘で楽しいです。
車とかも面白いの出てくるんだよ。二人乗りのちっさい車とかでてくるし。宍戸錠が乗り回してるあの車ってミゼットかな?と思ったんすけどあれメッサーシュミットっていうドイツの三輪の自動車らしいですね。
なんかこういう見栄えのする車が出てくるのもルパンぽい。あと、銃についてもやたらと講釈垂れるんすよ。
トカレフだとか、これは357マグナムだとか。杖をついてびっこをひいてた長門裕之が実は足にライフルの部品を隠してて杖はライフルの銃身になるとかさ。小物にこだわりを見せるっていうのもルパン三世ですよねえ。
お話は偽札をめぐる話で、これもルパン三世でよくありそうな話じゃないすか。犯罪組織が紙幣に使われる紙を強奪する。そのニュースを聞いた宍戸錠、長門裕之、草薙幸二郎はこの犯罪に乗じて儲ける算段をする。
なぜ、紙を盗んだのか。犯罪組織は、天才贋札師に原版を作らせて偽札を刷るつもりだと見抜いて贋札師の左卜全を確保に動く。
3人の小競り合いがあり、組織との小競り合いがありでそこに浅丘ルリ子もまざってわちゃわちゃします。
なんかほんとルパン三世っぽいんだよなあ。ルパン三世はこの映画をけっこう参考にしてるってことなのかな。原作の都筑道夫の「紙の罠」もルパンっぽいのかな。まあ、なかなかドタバタしたコメディクライムアクションって感じで気軽に見れてよかったです。