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『スーパーマン(原題:Superman: The Movie)』【映画のあらすじとネタバレ感想】


オープニングクレジット長ーい。本編始まるまでに疲れちゃった。クリストファー・リーヴ主演、リチャード・ドナー監督、1978年のスーパーマンです。スーパーマンは子供のころにテレビ放送で見たぐらいでちゃんと見たことなかったので見てみました。

こんなにながかったんだ。2時間半ぐらいあるし。スーパーマンがあのタイツ姿になるまでかなり時間がかかります。故郷のクリプトン星で赤ん坊のころからやるから。

スーパーマンの父ちゃん役、マーロン・ブランドだったんだ。マーロン・ブランドといえば、ゴッドファーザーや地獄の黙示録のイメージなんだけど、スーパーマンにも出てたとは。

クリプトン星からなぜスーパーマンが地球に送られたのか。マーロン・ブランドは科学者かなんかで、もうすぐクリプトン星が爆発するとみんなに警告するのだけど、みんなぜんぜん本気にしない。

うだうだ言ってるとお前も流刑地にぶち込むぞと言われてしまいます。ゾット将軍ら3人の悪党が流刑地に送られるシーンから始まる。お前も罪人になりたくねえだろって。仕方ないからマーロン・ブランドは息子だけでも脱出させようってことで赤ん坊の息子を地球に脱出させる。

なんか意外でした。クリプトン星人は全員賢いのかと思ってた。地球人より知性も肉体も優れてる人たちっていうイメージだったから、クリプトン星人の滅んだ理由がバカが権力者だったという理由なのが意外だった。

そんで赤ん坊が地球に落ちてきて、老夫婦に拾われて育てられる。若者になったスーパーマンは目立たないようにしろと育ての父親に言われて育ったので、フラストレーションをためていた。アメフトの用具係してんの。

タッチダウンなんか簡単にきめられるのに、なぜか用具係。選手やると目立っちゃうからだろね。選手から馬鹿にされて、自分の力を誇示したい誘惑にかられるけど、我慢ガマンの青春時代みたいな。

そんで育ての父親が死んだのを契機に家を出る。北極にあるクリスタルに導かれて、マーロン・ブランドの残した幻影と会話して、真の姿に目覚める。ここでやっとタイツ姿になります。

なげー。スーパーマンになるまでなげー。

そしてときが流れ、なぜか新聞社の記者としてつとめはじめるクラーク・ケント。クリストファー・リーヴがムキムキだ。胸板の厚さとかすごいっすね。

すぐに女性記者のマーゴット・キダーに一目惚れ。一目惚れなのか、彼女目当てで入社してきたのか、そのへんよくわからないけど、なぜかクリストファー・リーヴはマーゴット・キダーにお熱です。

なんか今見ると、ストーカー男のようにも感じるけどね。

そんで悪役はレックス・ルーサー。ジーン・ハックマンが演じてるんだけど、モデルはドナルド・トランプかな?稀代の天才犯罪者って自画自賛してますけど、小者感がすごい。スーパーマンの相手としてはどうかな?って感じ。

ただの口のうまい小悪党じゃないかって、なんだか頼りないなあ。そんでいろいろとあって危ない感じになる。マーゴット・キダーが地割れに車ごと落ちて死んじゃう。

スーパーマンは他のやつを助けるために忙しくやってたから、彼女を助けるのに間に合わなかった。死んだ人間を生き返らせることはスーパーマンのスーパーパワーでもできない。

ヒロインが1作目で退場か!って思いきや、うおーーーーってスーパーマンが地球の周りを高速回転で飛ぶ。すると地球が逆回転。そして時間が逆行して、彼女が死ぬ前に時間が逆戻りする。

そして今度は間に合って彼女は死なずにすむ。ってそれなにそれ最強じゃん。時間を戻す能力をもってるのか、スーパーマンは。

というか、地球のまわりをぐるぐる飛ぶとなぜ地球が逆回転するのか。そしてなぜそれで時間が都合のいいときまで戻るのかは謎です。

うーん、けっこう厳しい感じでしたけどね。古臭いし、映像も古い!って感じだし。子供のころにテレビ放送で見たときも、おもしろいとは思ってなかったよなあ。でもけっこうよかったです。

クリストファー・リーヴがすごいと思った。あんな変な格好してるのに、かっこいい感じになってるのはすごい。あのコスチュームを着こなすのはなかなかできるもんじゃないよなあ。

あとさ、時代が、インターネットもSNSもない時代だから、のどかなんすよ。のんびりしてるなあって感じ。新聞やテレビが情報の最先端。

今みたいなスマホSNS時代だったら、スーパーマンなんかすぐ炎上してるんじゃないかな。事件なんかあちこちで同時に起きてるんだから、スーパーマンが全部救えないわけで。

救われなかった人たちが、なんでスーパーマンはあっちは助けてこっちは助けないんだとかいってヘイトが集まったりしそう。

うーん、どうでしょうか。評価しずらい映画かな。今の映画みたいな映像的な刺激はないし、話も陳腐といえば陳腐でくだらない。

でもなんか憎めない。やっぱ、なんかいい時代だったなって郷愁を感じる。昔はのどかでよかったねってしみじみしちゃうみたいな映画。殺伐とした現代に疲れたときに見ると牧歌的でほっとするよ。



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