恋人にプロポーズした日に恋人をテロで殺されるという体験をした主人公はテロの首謀者に復讐をすることにする。独力で。格闘ジムいって鍛えたり、銃の射撃練習したり、アラブのこと調べたりして、なんとテロリストに接触することも成功して、自分のことをテロ志願者だと思わせて近づく。
いやー、無理だろみたな。ただの民間人でここまでできたらすごいよ。まあ、すごいのでCIAが彼に興味をもってエージェントとしてスカウトするわけです。正式にCIAに入って、マイケル・キートンの部下として訓練して現場に出ることになる。
いや、無理だろみたいな。主人公はただの無鉄砲なイカれやろうなんすよ。特別体が大きいわけでもない、特別頭がいいわけでもない、なにか特技があるわけでもない。あるのはテロリストに復讐するという強い信念だけ。
まあ、信念や執念がもっとも強力な武器なのかもしれないけどね。そんで後半は核兵器をめぐるテロリストの話になっていきます。テロリストが核兵器を製造しようとしている。その影で暗躍しているのがゴーストといわれる男。
そいつはマイケル・キートンの昔の部下で、作戦のなかで死亡したはずの男だった。そいつはマイケル・キートンのことを恨んでるんすよ。おれを見捨てたなって。あんたを信頼していたのに、あんたは裏切ったって。
それでマイケル・キートンと新しい部下である主人公が昔の部下と対決する感じになっていきます。核爆弾は完成し起動ボタンは押されてしまった。核爆発はどうなるのか、主人公は生き残れるのかみたいな後半です。
すごいんだよなあ。やっぱ気持ちの強さってなんでもできちゃうんだよ。ただの男をテロリスト退治のエージェントにしてしまうし、核爆弾の爆発から人々を守ってしまう。執念というやつは何よりも強い。
やれると信じてやれるまでやればなんでもできるもんだね。