ゲーム好きといってもテレビゲームやネットゲームじゃなくて、みんなで集まって連想ゲームとかジェスチャーゲームとか当てっこするゲームの愛好家です。夫婦はゲームマニアで毎週のように友達を家に呼んでゲーム三昧です。
ジェイソン・ベイトマンの兄貴が会に参加して、今日はおれの家でゲームやらないかって誘われて彼の豪邸で彼が用意したゲームをすることしにします。銃を持った暴漢が侵入してきて誘拐や強奪が行われて謎を提示されて解くというこった趣向のゲームなんす。
こりゃすごい凝ってるゲームだなってレイチェル・マクアダムスたちはノリノリでやるんだけど、ゲームじゃなくてほんとの暴漢で兄貴が誘拐されるのです。兄貴は裏のやばい仕事しててまずいことになってて怒った裏社会のやつらが襲ってきてるってわけ。
途中まではレイチェル・マクアダムスたちはほんとの事件だとは気が付かずに危ないことやってるのが笑えたね。とくにレイチェル・マクアダムスが銃を振り回してパルプ・フィクションのモノマネして誘拐犯たちを脅したりするところ。
偽物の銃だと思って、イキりまくってノリノリで映画に出てくるような犯罪者を演じてるレイチェル・マクアダムスがおもしろいです。
まあ、そこぐらいですかね、面白いのは。いや、もうひとつは、友達夫婦の妻が昔デンゼル・ワシントンと寝たっていう話ですかね。奥さん本物のデンゼル・ワシントンだって言い張るんだけど、写真みたら似てるけど別人じゃんってすぐわかるレベルで笑えた。
あとはストーリーが二転三転するけど、コメディなので切迫感が薄くてあんまり盛り上がらなかったかな。隣人の警官が現れて窮地を救って死んだと思ったら死んでなくて今までのやつ全部彼の仕掛けたゲームなんだ、なーんだって思ったら、やばいやつらのほうは別で本物だったっていう二段落ち。
隣人の警察官もゲーム好きなんだけど、レイチェル・マクアダムスとジェイソン・ベイトマンは彼をゲーム会に誘いたくなくて内緒にしてる。
それがなんかかわいそうに思えたけど、警官が紙に絵を書いて答えがなにか当てるゲームで、答えは映画のグリーンマイルで、書いた絵は映画を見て泣いている俺っていったのを見て、こりゃ誘いたくないなって納得した。