オックスフォード英語大辞典の編纂という大仕事をすることになったメル・ギブソン。完成不可能と言われていた辞書編纂を、大規模にボランティアを募って人海戦術をとることで成し遂げようとする。
単語の例文を考えて送ってくださいって広く投稿を募る。なんかWikipediaみたいですね。というかWikipediaが同じやり方をネットでやったということなのか。辞書編纂にまつわるパートの主役はメル・ギブソン。
経歴がかわってて学歴とかない異端者みたいで、それをやっかむ学者とかもいてみたいな感じです。もうひとりの主役がショーン・ペン。こっちは元軍医で妄想にかられて無関係な人を殺した罪で精神病院に入れられてる人。
殺した相手はまったくの無関係の人で、子供がたくさんいて嫁さんは途方に暮れるみたいな。ショーン・ペンが罪の意識で苦しむ姿と被害者遺族との交流のドラマがあります。
辞典編纂の話と殺人者の話がどこでつながるのかというと、ショーン・ペンは読書家でよく本を読んでて、彼も辞典編纂のボランティアとして投稿したというのでふたつの話がつながります。
うーん、あんまりおもしろいと思うようなとこはなかったかな。メル・ギブソンとショーン・ペンのヒゲがすごいと思ったぐらいで。