状況証拠や物的証拠がでてきて犯人はガイ・ピアースかみたいな感じになっていくんだけど、ガイ・ピアースは記憶が曖昧で自分がなにしてたのかよく覚えてなくて、自分は犯人じゃないと思うけど実際どうなのか不安みたいな感じになります。
嫁のミニー・ドライヴァーには昔のこととあわせて疑われるし。過去に女生徒と不適切な関係になってごたごたしたことがあるんすよ。ガイ・ピアースは大学教授かなんか。哲学教えてる。
そういう疑わしい状況っていうのがずっと続く。話が全然進まない。ガイ・ピアースはときどき昔の記憶がフラッシュバックして、そういえばこんなことあったなみたいに思い出すんだけど、これってほんとの記憶なのかおれの妄想なのかなんなのか、いまいちよくわからないみたいになります。
自分で自分のことがわからなくなる。酒も相当飲んでるからなあ。それで最後、そうだ俺が犯人だ、これこれこういうことがあって女の子が転んで事故死したのを隠したくて湖に沈めたんですと、ピアース・ブロスナンに自白する。
だけどピアース・ブロスナンは、あなたは犯人じゃありません。これこれこういうことで彼女の死は事故死でしたと言います。ズコーッ。どういうこと?みたいな。これまでさんざん引っ張ってきてこんな終わり方って。
ガイ・ピアースは過去の出来事の後ろめたさから、疑われたことで自分で犯人ストーリーを作ってしまっていただけだった。ということらしいです。
役者はいいんだけどねえ。ガイ・ピアースとピアース・ブロスナン。イケオジが渋い演技を見せるのはいんだけど、内容がないのであまり見どころはありませんでしたね。