なんだろ、塀の中での争いに決着がついて、勝利した側が敗者を裁判にかけて処刑し始めた。それに嫌気がさした主人公は塀の外へ行く。塀の外に行くと科学の進んだ別勢力がいた。人類を解放するとかなんとかいいこと言うから主人公は協力する。
だけど言ってることは嘘だった。記憶を消して支配者に都合の良い人間を作り出していただけだった。それで主人公が戦うっていう話なんすけど、この3の後半のクライマックスは記憶を消す毒ガス兵器を食い止めるということになってて、敵との決着がつきません。
毒ガス止めて、俺たちの戦いはこれからだ!って感じで終わります。途中打ち切りの連載漫画みたいな終わり方。これってなんか続編をやる予定だったらしいですね。でもヒットしなかったから頓挫したみたいな。
まあ、これじゃあヒットしないかなあ。途中で話が終わってるけど、話の続きがまったく気にならない。このあとどうなるのか知りたくて早く続きを!みたいな気持ちがひとつもわきません。なんか長々とダラダラと引き伸ばしてたなみたいな。
映像的にはけっこう好きなんですよ。廃墟で寂れてる感じなんだけど、軍事装備だけが最新式みたいな世界観。円盤型のドローンを操ってシールドになったり相手を攻撃したりとか、そういうのも面白い。
でも話が全然おもしろくない。おもしろくないというかありきたり。善玉ぶってる悪玉の企みに踊らされる主人公が、それに気がついて反撃していく話。反撃開始する前に終わっちゃうから。これはもう続編とか計画せずにこの1本で敵を倒して完結のところまでやるべきだったなあ。
暴君をレジスタンスが打倒するとレジスタンスが王の玉座に座ってまたべつの圧政が始まるみたいなことだから、こういう話にはきりがないですね。永遠に終わらない。主人公はどうするんだろう。人を区別せずみんないっしょに仲良くやろうやみたいな考えみたいだけどうまくまとまるかな?
全員ぶっ倒したら女王になって権力闘争やりだしたりしないのかな?なんか先が気になってきたな。続編見たいなあ。