ファンがめちゃくちゃに回転してるっていうか、カラカラガラガラブフォーン!みたいなめちゃくちゃうるさくてパソコンがぶっ壊れるのかな?っていう勢いです。それがしばらくすると異音がしなくなり、ファンは静かに稼働している状態になります。
これが冬にしか起きない症状で、パソコンに電源をいれた直後しか起きないということで、低音低速時のファンの挙動がおかしいんじゃないかと思います。どうしたら解決するのかよくわからないので、とりあえずGPUのファンやヒートシンクの掃除をすることにしました。
本体の開け方や、内部のパーツの取り外し方はレノボのサイトに動画がのっているので参考にしました。取り外し、交換動画 - Legion T730 (90JF) / Legion T530 (90JU, 90JL, 90JY, 90K0)
GTX1060をとりつけたり、メモリを増設したりしてから随分時間がたっているので、ちょっと取り外しに手間取りました。グラボをロックしている部品の外し方がよくわからなくて、しばし右往左往。黒いツマミの部分をいい具合に倒すとはずれるとわかるのにけっこう時間がかかってしまった。
力づくでやるとツメをバキッとやっちゃうから、こういうのはじっくり構造がどうなってるのか考えてそろりそろりとやるのが吉です。
GTX1060を取り外してみたところ、少しだけホコリがついてました。でも、全体が雪に積もってるみたいなひどいホコリではなかったけどね。多少ホコリがついてるなあぐらい。ヒートシンクのほこりをはらうために、ファンがくっついているカバーを取り外してみました。
本体の側面に片側2本ネジ止めされているのでそれを精密ドライバーではずすとカバーがはずれます。ヒートシンクをみると、まあ、多少はほこりついてますねぐらいで、溝がうまるほどのほこりはついてませんでした。
フィンの内側に細かいホコリがこびりついてる感じです。
ファンも一応布で拭いたりしてほこりをはらう。ヒートシンクもフィンの間のほこりを箒ではき飛ばす。そしてまたカバーをとりつけて元通りに組み立てて、PCの電源オンで様子を見ると、異音はしなくなりました。
グラボについていたホコリが異音の原因だったのかな?パソコンのファンからの異音トラブルはだいたいファンやヒートシンクやらのホコリが原因で、汚れで通風孔を塞いでしまってるから排熱がうまくできないからだと聞きます。
見た感じそんなひどいホコリじゃなかったけど、ほんの少しのほこりで影響でるんですね。PC内部の清掃はこまめにしたいもんですね。とかホット一息ついたのもつかの間。
治ったと思ったら、やっぱり治ってなかったです。室温が13℃とかだと、PCを起動してからしばらくはファンがブブブーンってうるさい音で回転する。ホコリじゃなくて、ソフト側の制御の問題なのかな。よくわかんないけど。
その他考えられるのは、ファンの軸にぬってある潤滑油みたいなのが、低温で固まって異音が出てるのかもしれないですね。軸に潤滑油スプレーみたいなのをかけたら解決するのかな?まあ、下手にあれこれしないで、放置がいいかもです。音が変なだけで挙動には問題でてないので。
なんでかなあって検索いろいろしてみたら、なるほどという情報がありました。室温が低いと相対的にPC内部の温度が高いと認識されて、排熱をしなきゃと高速でファンが回転するというロジック。
なるほどなあ。室温が低いからPC内部も温度低いと思っていたけども、前日にPCを使ってから電源を切ってる間にPC内部の温度がそれほど下がらず室温より高い温度になってる。室温はどんどん下がっていく。室温とPC内部の温度の差が大きい状態で電源をいれる。
それでPC内部が高温だと判断されてファンが高速回転するっていうことですか。めちゃくちゃに高速回転するので軸がぶれて異音がする。こりゃどうしようもないですね。暖房をがんがんつけて室温をあげてからPC起動するとかしないと。