この映画の爆破とかすごいんすよ。火薬の量、間違えてんじゃないのかみたいな派手な爆破するし、銃撃戦も派手だし、爆破とアクションはけっこう派手ですごい。なのに全然緊張感ないように感じてしまう。
まあ、けっこう笑わせようとしてる気配はありますけどね。友人の刑事がカツラで殺されるときにハゲ丸出しになるとかさ、死とか殺しのシーンにハゲヅラもってくるとか、絶対笑わせようとしてる。
シンディ・クロフォードもそんなに演技下手という感じはしなかったし、ウィリアム・ボールドウィンも頑張って刑事やってた。敵のKGBのやつらはちょっとマンガっぽいやつらだったけど、これもアクション映画によくあるタイプの悪役で悪くなかった。ちょっとおマヌケな感じしましたけどね。
うーん、パーツとしてはどれも悪くないんだけど、見せ方の問題なんすかねえ。やっぱちょっと笑えてしまうんすよねえ。命を狙われて逃げてるのにシャワー浴びすぎとかね。家がまるごと吹っ飛ぶような爆破なのに、偶然ベランダにいたから助かるシンディ・クロフォード。そんな馬鹿なみたいな。
いつ敵がくるかわからないのに、気持ちがもりあがっちゃって突然やりはじめるシンディ・クロフォードとウィリアム・ボールドウィン。いやー、この状況で?みたいな。なんかすんごいエロいんだ。じっくり楽しもうって感じのラブシーンで、よくそんな気分になるなあって、ちょっと呆れる。
案の定、そこに敵がきて撃とうと銃の引き金に指をかけるのだが、なんと敵はシンディ・クロフォードのおっぱいを見てからにしようと、引き金にかけた指をはずしてシンディ・クロフォードのおっぱいを鑑賞するのです。
そんな敵おる?今、撃ったら簡単に決着つくのに、シンディ・クロフォードのおっぱい見てからにしようって様子見して、逆に撃たれてしまう敵。シンディ・クロフォードの魅力がすごいってことなんすかねえ。
まあ、このときのシンディ・クロフォードってスーパーモデルとして全盛期だったからそれぐらいの神通力あったかもです。パソコンショップのPCオタク青年を誘惑してパソコンを使わせてもらう。その御礼にキスする。オタク青年悶絶みたいなコメディなシーンもあって、シンディ・クロフォードが当時、セックスシンボルとしてもトップだったのが伺える。
なんかこの映画の原作は「逃げるアヒル」っていう小説で、シルベスター・スタローンの「コブラ」も同じ原作らしいですね。確かにどっちも敵から命を狙われる女性を刑事が守りながら逃げるという話だね。味付けの違いでかなりテイスト変わるなあ。
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