ドキュメンタリーです。
「スター・ウォーズ」シリーズの最初の3本で
ダース・ベイダーを演じていたデヴィッド・プラウズ。
なんか3本目でダース・ベイダーがマスクをとって素顔になるシーンは
彼ではなくて、別の役者が演じているんだってね。
声も別の役者がやってる。
1本目、2本目でマスクしたダース・ベイダーを演じていたデヴィッド・プラウズは、
素顔のシーンも自分で撮影されると思ってたらしいんすけど、
別の俳優セバスチャン・ショウになってがっくり。
3本目の公開前にダース・ベイダーの最後についてとか
映画の内容についてばらした疑惑をルーカス側にかけられて
ルーカス激おこで関係が悪化。
それから公式のスターウォーズイベントには参加できない状態なんだって。
なんか、映画の外でも壮大なドラマが展開してますね。
ダース・ベイダーがマスクをとって素顔をさらすシーンを見たのは、
幼稚園か小学生のときにテレビ放送してるのを見たのが初めてかなあ。
マスクとったら顔が真っ白のおじいちゃんが出てきたから
なんか違うっていうか、
え?ルークのお父さんにしては老けすぎてないか?って
子供ながらに違和感を感じたのを覚えています。
素顔のシーンがプラウズじゃなくて別の俳優になった理由のひとつに
プラウズじゃ若すぎるからっていう話があるらしいけど、
いやー、そんなのメイクでどうにでもできるでしょ?って思うから
理由は別にあるんだろね。
デヴィッド・プラウズの経歴とダース・ベイダーを演じることになった経緯が
紹介されてましたけど、
なんか映画製作側は、デヴィッド・プラウズを役者として雇ったというより、
デヴィッド・プラウズの肉体と存在感がほしくて
スーツアクターとして雇ったんだろうなって感じしました。
声も訛りがあるからってことで別の人がやってる。
アクションシーンも別のスタントマンがやったりしてるし。
イギリスの重量挙げのチャンピオンで身長2メートルで筋骨隆々。
映画俳優としては、B級のモンスター映画で特殊メイクして怪物役をやってた。
素顔で演技してるほうが少ないみたいな経歴だったみたいです。
キューブリックの「時計じかけのオレンジ」に出てるんだなあ。
どの役だったかな。
素顔で普通の役やってるっていってたから見たらわかるかも。
スター・ウォーズのあとは、スーパーマンが映画化するときいて
スーパーマン役に立候補するも、
スーパーマン役のクリストファー・リーブの
肉体改造のためのトレーナー役を依頼されるとかで
俳優としてはハリウッドでなかなかうまくいかなかったみたいですね。
うーん、なんだかアーノルド・シュワルツェネッガーを連想しちゃったな。
時代やタイミングがよかったらデヴィッド・プラウズも
ハリウッドでアクションスターになってたかもしれないとか思った。
シュワちゃんもボディビルのチャンピオンですごい肉体を持ち、
訛りのある英語をしゃべって、最初は異様な存在感を買われて
映画に出てたわけだし。
なんか二人がかぶって見えたなあ。
そんな感じで、プラウズがダース・ベイダーの素顔を演じられなかった経緯を
当時の関係者の証言を見せながら追っていきます。
この映画はそれだけでは終わらず、
あのダース・ベイダーが素顔をさらすシーンを
今のあなたで演じ直してみませんかというクライマックスが用意されています。
よし、やろうってメイクもやって撮影してるシーンがあるんだけど、
残念ながらスター・ウォーズ公式の許可がでなくて
どんな映像になったのかこの映画では見せてくれない。
撮影の風景や上映会での観客の反応から想像するしかない。
まあでも、何十年も前の映画で演じたことが
未だに大きな影響を多くの人に与えているっていうことがすごいですね。
スター・ウォーズというコンテンツの公開当時のインパクトのでかさ。
すごかったんだなあみたいな。
そんなミスターダース・ベイダー、デヴィッド・プラウズですが
2020年にコロナに感染して亡くなっています。
芸能人でコロナになって亡くなる人けっこういますね。
感染したっていう人も多いし。
でも知り合いとか近所でコロナに感染した人って全然聞かないんだよなあ。
ニュースでは毎日あちこちで感染者とか死亡者とか
何人何十人って言ってるけど全然身近な感じがまだしない。
どこか遠いできごとのような気が未だにする不思議。
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