いつの間にやら始まっていた令和の米騒動。お米は2ヶ月に1回ぐらいしか買わないので気がついてなかったけど、実際、スーパーのお米の棚を見てみたら、本当にお米がひとつもなくてびっくりです。こんなことあるんだなあ。
お米不足なのかと思いきや、そんなことはなく、9月になれば新米がちょうど入荷し始めるので、在庫が逼迫してるという状態ではないらしい。でも、実際、スーパーでは売り切れで入荷したぶんがすぐに売れてしまうらしいです。
これは地震による買いだめ行動とそれを見た人が今のうちに予備で買っておこうとまだ家にお米あるけど確保しておこうと行動したことによって、普段よりも早く多くお米を購入したことによっておきた品切れかな。
危険を避けようと多くの人が行動することで、その回避行動によってその危険が実現してしまうみたいな。株が下がったら売るという行動をとることで、追随するものたちも同じように売り、さらに下落が加速して、またそれを見たものがさらに売って大暴落がおきるみたいなメカニズムと同じでしょうか。
負のフィードバックループ。
こういうとき、こんなの一時的なことだからと笑って静観するのが良いとは一概には言えないっすよね。実際、ないわけだから。どうしても必要なら1袋とか2袋とか見つけたら買うしかないですから。
株も大暴落してもどうせ戻すよと言っても、戻るのが30年後だったらどうするの?っていうね。先のことはわからないので、今、どうするのが良いのかは簡単には言えない。
トイレットペーパー不足とか、マスク不足とか、お米不足とかで買いだめに走るとか、昔の人は情報もないし冷静じゃなかったんだなとか思ってましたけど、そういうことじゃないんだなと思いますね。
結果、供給が正常に戻ったから、ああ、買いだめしなくても良かったんだなって言えるだけで、買いだめすることが無駄な意味ない行動だったとは言えないなと。
物が溢れて断捨離ブームとかあったのに、品不足で困るなんてことが令和の時代にあるなんてね。いつでもどんなときもなんでも安定供給されるというのは幻想に過ぎない。簡単に崩れるもんなんだなと。
そんなことを思いながら、お米コーナーに残っていたビタバァレーを買って帰りました。ラ・ムーの「国産ビタバァレー」が内容量1キログラムで税別298円。販売者は九州食糧。製造所は石橋工業。ビタバレーは大麦にビタミンB1を追加したもの。
これを白米に混ぜて麦ごはんにして白米の消費量を減らしてお米の供給が復活するまで待とうという作戦です。普段通りに研いだ白米にビタバァレーを追加して炊くだけ。ビタバレーを洗う必要はありません。
麦なので麦臭いごはんになります。まあ、この麦ごはんの独特な臭みが苦手という人には無理だけど、けっこう慣れたので自分は白米1にたいしてビタバァレー1で鍋で炊いてます。白米を炊くときより早く炊きあがる。
食物繊維豊富でビタミンもとれて栄養価的には白米オンリーよりも優れているかも。麦ごはんを食べながら、新米入荷を待ちましょう。