夫と別れ話で喧嘩になって、夫が飛び降りたのか手を滑らせたのか転落死。落ちていく夫と主人公が目があってみたいな見せ方が不穏なムードを醸し出す。それで主人公は休暇といか気分転換のためなのか、田舎にある屋敷を借りて滞在する。
森がある静かな田舎町。そこでおきる奇妙な出来事が主人公を追い詰めていく……みたいな。最初はよかった。なにかありそうな雰囲気が盛り上がっていくからね。中盤もなかなかです。変なことが起きるので。
散歩してたら全裸の男がつったってるのが遠くに見える。なんだ?やべえやついるなって屋敷に帰ってきたら、外にその全裸がいて家に入ってこようとする。警察を呼んで逮捕。なんか全然意味わからない。男の正体もわからない。
ほかにも嫌なことが重なっていく。その意味はよくわかりません。ただ嫌な感じがすごくする出来事なのは確かだけど、なんなのかはわからない。
宗教的な荘厳な音楽と静かで緑いっぱいのヒーリング映像のような風景。起きてる事件の意味がよくわからない。こういうの考察とか好きな人は好きなのかも。
自分は考察とか好きじゃないから、もうダメでしたね。最初のほうで見るのやめようと思ったけど、いや、最後のほうまで見たらなにかすっきりするかもって粘ってみたんだけど、見るのをやめたのが正解だったかなみたいな終わり方でした。
脱皮を繰り返す全裸男。そして死んだ旦那になってなんか言う。あんまりどうだったか覚えてない。脱皮がキモ過ぎてそれしか印象に残ってない。結局なんだったんだろう。
題名がMENっていうのが鍵なのか。男への嫌悪感とか、男のキモさとか、そういうのを描いているのか。宗教的な何かが関係したお話なのかとかさ。真実の口みたいな石像や、性的な女性の石像とか意味ありげに出てきます。
全裸男も顔中に葉っぱさしてなにか宗教的な儀式みたいだし。
なんだろね。最後に駆けつけてくるテレビ電話の相手が妊娠してるのかおなかでっかいのもなんか意味あったのかな。なんか意味があるのかもしれないけど、よくわかんないや。
一連の出来事は、男に幻滅して嫌悪感すら抱くようになった主人公の心情を見える形で描いてるってことなのか。いやー、わからないですね。とにかく不快感は伝わってくる。