今日はトライアルで売っていた浮羽素麺です。1キロで税込199円でした。製造は北九州市小倉にあるサプライ。九州三大麺処って書いてあるので、うきはは素麺づくりで有名な町なのかな?
さっそく茹でていただきましょう。そうめんは茹でるなとか、イオンのトップバリュのそうめんはひどいとか、素麺トピックが周期的に盛り上がってますけど、素麺は普通に茹でるし、トップバリュの素麺は普通に食べれるレベルの味で、大げさにけなせるような素麺ではないしで、なんだかな~。
そうめんをおいしくいただくコツとしては、水の量ですね。とにかく大量の水で茹でることです。どんな素麺を買っても食べ方のところに、大きな鍋でたくさんのお湯で茹ででくれってかいてあります。
1束にたいして1L の水が必要。これってかなり多い水ですよねえ。一人暮らしでこぶりな片手鍋しかなかったら、一度にゆでられるのは、1束か1束半ぐらいになる。それを無理やり2束とか3束とかゆでたりすると、ドロドロで粉臭い食えたもんじゃないそうめんができあがります。
トップバリュのそうめんをけなしてた人は、いつもよりたくさん茹でようとしたんだろうね。高級な揖保乃糸はケチって1束ずつゆでてたのに、トップバリュの素麺は安いから、たくさん食べようと思って2束、3束を少ないお湯でゆでようとしたんじゃないかな。
そしたら粉臭い食感の悪い仕上がりになって、トップバリュはまずいってなったんじゃないすか。まあ、トップバリュの素麺がまずいんではなくて、安いからたくさん食べようっていう貧乏根性が招いた悲劇ってとこだろうなあ。
とにかく大量の水を用意すること。鍋の中でそうめんが自由に優雅に泳げるぐらいの量が適量です。鍋の中で麺がぎちぎちに混雑してる状態だと、いくら強火で茹でてもできあがりは粉臭くてドロドロでまずくなっちゃいます。
お湯をよく沸騰させることも大切ですね。ぐらぐらっと水面が泡立ってきてから素麺を投入しよう。早く食べたいからって、お湯の温度が上がりきる前に素麺を鍋に入れちゃうと茹で温度が中途半端でこれまた粉臭い仕上がりになります。
今回の浮羽素麺は細くて麺の状態も美しくて茹で上がりもいい感じになりました。そうめん食べるときの盛り付けってどうしてますかね。これも家で違いますよねえ。水をいれたお椀に素麺をいれる家もあれば、水をきってザルに素麺をもるお家もあれば、氷と一緒にもるお家もある。
自分の親は氷水をいれた器に素麺をいれてたなあ。なので一人暮らししてもずっとそうやってもりつけてたけど、最近は麺を水洗いしたあと、少し押すようにして水気をきって器にもって食べてます。水気をきったほうが麺の食感もよくわかるし、つゆが薄まることもないから。
いやー、つるつるとあっという間に1束食べちゃったなあ。喉越し良く、簡単に食べられるから夏場はそうめんなんだなと実感します。ほんと最近の気温の高さは異常だ。素麺ぐらいしか食べる気しない。
茹で上がってもりつけた素麺を見ると1束でもけっこう量あるなって思うんだけど、食べ始めたら、あれ?もうないの2束ゆでたらよかったと思ってしまう。それがそうめんマジック。腹具合と相談ですが、1食分は1束半がベストな量だと思います。
そうめんは高級品はさすが高級品というおいしさだし、安価品は安価なりに普通においしく食べれるレベルだし、重宝する食材ですね。