いやー、下手したら洗剤もスポンジもいらなくて、水やお湯で流すだけでもOKぐらいな感じですけどね。料理好きでこった料理をする人はしっかりしたスポンジやよくおちる洗剤が必要だと思うけどね。
高級なスポンジはへたりにくいという利点はあるんだけど、へたったところで問題ないので、すぐにへたる安いスポンジで十分ということになります。だいたい4個とか5個とか入って100円前後のスポンジを買いますね。
マツモトキヨシでマツキヨココカラ&カンパニーのPB商品を買ってみました。「matsukiyo ネットスポンジ 5個入」税別119円。とくにこれということもなく普通に使えるキッチンスポンジでグッドです。モノトーンカラーで渋い。
原産国は中国。製造は株式会社オカザキ。スポンジをネットで包んでいるから、洗剤の泡立ちがいい。ネットがあるおかげでスポンジがへたりにくいというのもあるかもしれないですね。そんなことないか。まあ、耐久性は素のスポンジと同じようなもんでしょうか。
台所スポンジはけっこういろいろ長く使えますよ。まず普通に食器洗いに使う。くたびれてくると、シンクやコンロまわりの掃除に使う。さらにボロくなってくると床掃除に使う。床掃除に使うときは、もうへたりまくってて原形をなしてないです。
そうなるとお役御免でゴミ箱行きです。ボロボロになりながらも最後まで役に立ってくれたキッチンスポンジに感謝です。
だんだん上から下へ、きれいなところから汚いところへ、体をすり減らしながらうつっていくなんて、なんだか人間の人生みたいですね。生まれたときは、生まれてありがとうと宝扱いで、若いときは可能性にあふれ、社会でも必要とされ、それが中年、老年にはいると社会からは必要とされずゴミ箱行きを待つ身になる。
スポンジも人間も一緒だななんて、食器洗いの合間にふと思ったりするわけ。