なんだけど、そのアクションシーンにとくに魅力を感じない。迫力もあんまりありません。というのも振り付けに見えてしまうから。キアヌ・リーブスがあまり素早く動かないので、相手がキアヌ待ちしてるように見えてしまう。段取り臭くみえる。
素の実戦アクションが売りだからなのか、撮り方もとくに凝ってない。なのでなおさらキアヌの動きがもたもたしてるように感じてしまう。やっぱり年なのかなあ?キアヌの動きめっちゃ遅くないですかね。
相手役のスタントマンたちは殴るのも蹴るのもシュッって感じで速いのに、キアヌのはジワ~みたいな鈍いパンチで遅い。体もなんだか重そうだし。1作目のときはもっと素早く動いてたんじゃないか。そんなことないすか。
後半、双子の敵とやりあうときに、敵が動きがのろい、5年引退してたからかとか言ってた。やっぱ遅いよね。けど強いっていうことなのか。
まあ、ガンアクション、ナイフアクション、格闘肉弾戦アクションが好きっていう人にはおもしろいかもしれない。自分はもうダメだった。最初の方で飽きちゃった。図書館で本とか馬とかバイクとかもあっていろいろなバリエーションあるんだけどね。
ハル・ベリーの犬アクションというのもあった。犬すごいがんばってたしよかったけど、やっぱり飽きちゃった。
スキンヘッドの渡辺謙が出てきたと思ったら違った。クライングフリーマンでおなじみのマーク・ダカスコスでした。
まあ、仕方ないすかね。話がないから。キアヌ・リーブスがみんなに狙われるっていうだけの話なのでドラマがない。なのでアクションに物語性がない。うーんちょっときつかったですね。キアヌ・リーブスがヤクザみたいに指つめたりしてるのもなんかよくわからなかった。
そして死んだと思ったローレンス・フィッシュバーンとキアヌ・リーブスが普通に生きてて、また次回作でお会いしましょうってことで終わり。まだやるか~みたいな。もうきついような気がする。