すごいスピードで動けるっていう能力だっけ?なのに後半は展開が足踏みしてる感じでだるかったかな。主人公はエズラ・ミラー。
ザ・フラッシュってよく知らないけど、バットマンとかスーパーマンとかと一緒のユニバースのヒーローらしいです。光よりも速く動けるらしくて、壁をすり抜けたりもできるヒーロー。冒頭でヒーローとしての能力、仕事っぷりを見せるシーンをやってくれるので、まったく知らなくても大丈夫だった。
ベン・アフレック、バットマン出てくるし、ガル・ガドット、ワンダーウーマンも出てくる。ぼくはジャスティスリーグの便利屋だ、雑用係だと卑下しながらも、きちっとビル崩壊で赤ん坊たちを救出。
出勤前のサンドイッチ注文を待ってるあいだに、高速でお仕事してから出勤。なんか科学捜査班かなんかで働いてるみたいです。なんでかというと、子供のころに父親が母親殺しの容疑かけられて、裁判なってて、証拠さえあれば無実が証明できるのにっていう思いからこういう仕事を選んだらしいです。
今まさに判決がでるかっていうときで、スーパーマーケットにトマト缶を買いに行った父親のアリバイを証明する防犯カメラの映像をバットマンがノイズを除去して鮮明にしてくれたんだけど、父親の顔がうつってなくて証拠にならなくてがっくり。
どうにか父親を救う方法がないかとエズラ・ミラーは考える。偶然発見した過去に戻れるという能力を使って、母親が空き巣に殺されたあのときに戻って過去を改変すれば母親は死なずにすんで、父親も容疑者にならないのではと。
バットマンはやめとけ、過去に介入してもろくなことならない、今を生きろって同じ親をなくしたものとしてのアドバイスをするんだけどエズラ・ミラーはやっちまう。
なんかエズラ・ミラー演じるザ・フラッシュってちょっとADHDっぽかった。ちょっとなんか神経質でいつもなにかに追われてあっぷあっぷしてる感じの青年。
で、過去にもどって犯人を阻止するとかするのかと思いきや、トマト缶を母親のカートにいれるという改変を行う。なんでなのか……。大きな介入しちゃうと世界が崩壊するから、小さな介入じゃないといけないっていうことらしいんだけど、あんまり納得はいかないなあ。
さらっと流してたけど、うーん、なんで犯人を見るとか阻止するとかじゃダメなのかなってけっこうひっかかったなあ。誰が犯人かを見たら、いろいろとやりようが出てくるから、まずは犯人が誰か見るだろう?なぜしないのかよくわからない。
大きな変更をすれば影響が大きすぎるからって言ってたけど、見るだけなら影響ないから、まずだれがどうやってというのを見たいと思うと思うんだけど。そこは流されたな、なぜか。
トマト缶を買い忘れた母親が父親にトマト缶のおつかいを頼んで、父親がスーパーマーケット行ってるあいだに空き巣がやってきて母親と遭遇して包丁で刺されて死ぬ。
だったら、母親がトマト缶を買い忘れなければ、父親は家をはなれない。そうなれば空き巣も入ってこないから母親も死なないという狙い。
そうやると母親は死なず父親もいて、成功だ!ってなるんだけどもとの世界ではなく、能力をえるまえの学生時代の自分がいる年代に移動してしまう。自分が二人。
もとの世界に戻るには自分の協力が必要だってことで、学生の自分に雷ビリビリで薬品をあびせて能力発現させてってやってると、ゾッド将軍がせめてきたというニュースがながれてくる。どういうこと?この時代にゾッド将軍の襲来はなかったはずだけど?って。
調べてみると自分の知ってる過去とは違う展開になってて、自分がトマト缶を動かしたことによって世界は分岐して違う未来を作り始めていたのだ。
スーパーマンいない。ワンダーウーマンいない。アクアマンいない。だれもおらん。いや、バットマンはいた!ってブルース・ウェインの屋敷にいくと幽霊屋敷みたいになってて、そこには年老いたマイケル・キートン、バットマンがいた。
ぼくのいた世界ではベン・アフレックがバットマンだったんだけど、こっちの世界ではマイケル・キートンなんだ、しかも年寄りだってなる。かつてマイケル・キートンはバットマンを演じていた。
もといた世界ではバック・トゥ・ザ・フューチャーの主演はマイケル・J・フォックスなんだけど、こっちの世界ではエリック・ストルツになってる。これは映画好きならくすっとなる小ネタですね。
BTTFは最初はエリック・ストルツ主演で撮影されてたけど降板させられて、マイケル・J・フォックスに交代したという経緯がある。エリック・ストルツが降板せずにそのまま完成した世界線もあるんじゃないかっていうギャグ。
ゾッド将軍を倒すにはスーパーマンのちからが絶対必要だってことでスーパーマンをさがす。まあ、クリプトン星人はレベチで地球人がかなう相手じゃないすからね。
ロシアの施設にとらわれてることがわかって、救出にいくとそこにスーパーマンはいなくて、サッシャ・カジェ演じるスーパーガールがいた。この世界ではスーパーマンはいなくて、スーパーガールがいる。
そんでスーパーガール、バットマン、ザ・フラッシュ二人でゾッド将軍に戦いを挑むのだが、バットマンが死に、スーパーガールも死ぬ展開になる。どうにか勝てる分岐をさがすために、ザ・フラッシュは過去にもどってやりなおす。
何度かやりなおしても、結局はバットマンとスーパーガールは死んで負けてしまう。これは何度やろうがかえられない未来なのではとエズラ・ミラーは悟る。自分は愚かなことをしてしまった、過去をかえようとしたことで新たな悲劇がみたいな。
でももう一人の若いエズラ・ミラーは諦めきれず何度も過去に戻ってやりなおす。繰り返すことで体中に異物がくっついていきバケモノみたいな姿に。バケモノ状態になったエズラ・ミラーがあらわれて、おまえが特異点だってエズラ・ミラーを殺そうとすると
若いエズラ・ミラーがあいだにはいって代わりに殺されてしまう。そして世界はさまざまな分岐した世界をみせて崩壊寸前。ある世界ではスーパーマンはクリストファー・リーヴだし、ある世界のスーパーマンはニコラス・ケイジ。
ニコラス・ケイジもカメラテストまでやって、スーパーマンを演じる可能性があったっていう話がありましたね。どこか別のユニバースでニコラス・ケイジのスーパーマンが活躍していたのかもしれない。
そんでどうだったっけ?エズラ・ミラーは過去にもどり、母親のカゴにいれたトマト缶をまたそっと棚にもどして母親とお別れをする。もとの世界に戻ったエズラ・ミラーは父親の裁判に遅刻して出廷。
そこでは証拠としてスーパーマーケットの防犯カメラ映像が流されてて、父親がトマト缶をとるために上をむいたので顔がばっちり写っててアリバイを証明して無罪を勝ち取る。
母親は取り戻せなかったけど、父親は無罪になった。まあ、よかったってことなんすかね。うーん、よくわからんけど、エズラ・ミラーがトマト缶を上の棚におきなおしたから、父親が上をむいて顔がカメラにうつったってことですよね。
でもさ、それも過去改変なわけだから、世界がカオスになりますよね?母親のためのトマト缶移動はダメで父親のためはOKってよくわからんけど、無罪になってよかったよかったと喜んでるところに、バットマンからお祝いの電話があって、今そっち向かってるって車から降りてきたのは、ジョージ・クルーニーで、
あれ?おれの知ってるベン・アフレックバットマンじゃない!もしかしてこの世界も改変世界なのか?ってなっておしまい、だったかな。
ジョージ・クルーニーも昔バットマンやってましたよね。こういうお遊びというか、仕掛けができるのは、バットマンとかのヒーロー映画の過去作がいっぱいあるからだなあ。
エンドロールではアクアマンなのかな?酔っ払いのアクアマンとエズラ・ミラーが話してて、あまりにもひどい酔い方して、泥酔して水たまりで寝てるアクアマンをみて、ああこのひとは変わってない、ぼくの知ってるアクアマンだって安心するみたいなシーンがおまけでありました。
前半はけっこうおもしろくて楽しめた映画でした。なんといってもエズラ・ミラーの演技がよかったなあ。両親がとんでもないことなって暗い青春時代をすごした疲れたバリーと、両親健在でお気楽な青春時代をすごしてるおバカなバリーを見事に演じてました。
アカデミー賞主演男優賞とってもいいぐらいだよ。