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『スーパーマン(原題:Superman)』【映画のあらすじとネタバレ感想】


スーパーマンって太陽光をエネルギーにしてたんだ。知らんかったなあ。ジェームズ・ガン監督、デヴィッド・コレンスウェット主演のスーパーマン映画。かなりくだけたかんじでマンガマンガしてるスーパーマンでした。

最近のというかここ10年ぐらい大真面目でシリアスでリアル路線のスーパーヒーローものが続いてたけど、あれがあまりにも針が真面目なほうに振り切れてて、なんか行き詰まってたから、真面目すぎからもっとおちゃらけのほうに戻そうとしてがんばったって感じた。

冒頭からおふざけだから。バカ犬が出てくるし、怪我したスーパーマンが犬に引きづられてクリスタルのお家に戻って、お手伝いロボットがお世話するみたいなシーンから始まる。

スーパーマンって怪我するんだ?みたいな。骨折とか内臓損傷とかしてたけど、あんな怪我するようなやわな体してたっけ、スーパーマンって。

お、これはマンガマンガした路線でやるよっていう宣言だと感じました。本編だいたいマンガみたいなバカバカしい雰囲気で軽いムードなんだけど、油断するとすぐに真面目モードになっちゃう。

真面目な顔してヒロインとスーパーマンが口論始めちゃうとかさ。いや、さっきマンガ宣言したばかりなのに、もうシリアスやるの?って。

軽いバカやるスーパーマンやるんじゃないのかって、ときどき心配になったけど、おおむねおバカなトーンでやりきってました。

ふう、よかったよかった。もう眉間にしわ寄せて苦虫を噛み潰したようなスーパーヒーローが、おれ悩んでんねん!みたいなポーズ取り続けるスーパーヒーローものには飽き飽きしてるから。

敵はニコラス・ホルト演じるレックス・ルーサー。昔の映画ではジーン・ハックマンがやってたなあ。レックス・ルーサーはスーパーマンは人類の敵であるという世論を作り、政府のおすみつきまでえてスーパーマンを攻撃。

スーパーマンは他国の紛争に介入。スーパーヒーローは政治的な揉め事には介入しないというルールを破ったことによって、超人仲間からも浮いてしまう。

超人はスーパーマンだけでなく、他にもグリーン・ランタンとかホークガールとかMr.デリフィックとかいます。グリーン・ランタンってなんか聞いたことあるけど、あんなマッシュルームカットのおじさんだっけ?

ミスター・デリフィックはパソコンカタカタやるなんでもできる便利キャラって感じだったけど、こんなやついるんだね。ファンネル飛ばしてバトルもできるし、パソコンもできるし、このひとがいればスーパーマンいらんのじゃないの?って思うような万能選手でした。

レックス・ルーサーの手下の超人は、体を自在に変化させる女と司令室からのコマンド命令で動く謎の地味なやつ。他にも子供を人質にとられて協力させられてる、これまた体を自在に変化させる能力のやつとかもでてくる。

体をスーパーマンの弱点であるクリプトナイトだかなんだかの鉱物に変化させたり、疑似太陽を作り出したりしてた。

レックス・ルーサーが着々と裏で動いてスーパーマン包囲網を作っていく。

なんだろ、衝撃な事実が発覚してましたね。スーパーマンの両親のメッセージ映像があるんだけど、データが破損してて後半部分が再生できないでいた。それをレックス・ルーサーの部下のミュータントが修復。

後半部分を再生してみると、人類はおろかで弱いから簡単に支配できるから、征服してたくさん子作りして帝国を築けみたいなこと言ってるのがわかる。

がーん!おれって侵略者だったのか……ってショックをうけるスーパーマン。これ偽造じゃなくて、モノホンらしいです。後半、偽造でした~っていう展開あるのかと思ったら、なかった。

ね、スーパーマンは侵略者で危険なんですよって、世間もそうだそうだってなるんだけど、いや、さんざん助けてもらってきただろ、今どうなのかを見ずに生い立ちを批判すんのか~いって思ったけどなあ。

レックス・ルーサーのほうがうさんくさすぎるんだけど、猿にSNSにスーパーマンの悪口を24時間投稿させるとかしてて、それで世論を形成できてるのがなんかバカバカしくて笑っちゃった。

まあ、現実もそうかもしれないですね。SNSでバズったら悪人も善人になっちゃう。そういうのが現実に何度もあるし。

まあ、そんな感じでおいつめられるスーパーマンだけど、最後はレックス・ルーサーの悪巧みを恋人のルイス・レインたちが暴いたりして、やっぱりスーパーマンは正義のヒーローだってなってレックス・ルーサーをとっ捕まえて、紛争も解決してめでたしめでたしです。

時空の裂け目ができて地球ごと消滅の危機もミスター・デリフィックがキーボードかたかたやって回避でおしまい。

なんかレックス・ルーサーが泣いてたのが印象的だったっすね。なんだろあの涙。悔し涙なのかな。スーパーマンを排除して自分の思う通りの計画を完成させるはずだったのが、全部おじゃんになったという悔しさの涙なのか。

スーパーマンを貶めて、紛争地域の独裁者をうまくあやつって、アメリカ政府ともうまくやって、スーパーマンのクローンまで作って、万全計画だったはずなのに、

正義のこころで正義を説くスーパーマンに負けてしまった。ここまでやったのに負けるのか、おれはっていう涙なのかな。

なんかレックス・ルーサーに親近感を感じてしまった。

負けず嫌いの子供かよみたいな。

まあなんかこういうのでいいじゃないかって思った。スーパーマンとかなんとかマンとかで、小難しいことやったり、リアリティを追い求めたり、そういうのはやらなくていいんだよなあって思った。

これぐらいの感じでいいよね。

まあ、独裁者による紛争とかそういうシリアスなことを取り扱ってるけど、描き方はコミカルでマンガマンガしてる。誇張された描き方になってるし。

最後は元通りになったクリスタルのお家でゆっくり休養するスーパーマンのところに、いとこのスーパーガールがやってきてスーパー犬を引き取る。

そういえばあの犬ってなんなんだろう?空飛んだりするスーパーマンと同じような能力をもってる犬なんだけど、あんな犬これまで出てきたことあったかな?

スーパーガールの飼い犬らしいんだけど、よくわからない犬だった。なんかバカやるポジションのキャラクターで、かわいいというよりバカやらされててなんかかわいそうだったけど。

利口な犬って感じじゃなくて、空気を読まずに好き勝手やって場を乱す役割やらされてた。



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