ストーリーはあるようでないようでよくわからないです。ぼくのお姉ちゃんはどうのこうのっていう弟のナレーションで、姉のことを語る感じで始まるけど、別に姉弟のドラマがあるわけではない。
下北沢で暮らす人々の日常の様子を見せていく感じです。一応主演らしきは北川智子と小澤征悦なんだけど、別になんか深い話があるわけじゃなし。
仕事すぐやめてぷらぷらする小澤征悦。もめてぎくしゃくする北川智子との仲。そんなもんです。いやー、出演者が豪華ですね。ワンシーンのちょい役でいろんな俳優が出てた。
原田芳雄、渡辺謙、豊川悦司、樹木希林、柄本明、広末涼子、テリー伊藤、岸部一徳、りりィ、鈴木京香、大森南朋などなど。
ピアニストのフジコ・ヘミングなんかも出てきてピアノを弾いてました。
出演者リストを見ると、あれ?こんな人も出てたんだ、どこに出てたんだろ?って思うぐらいみんな町にとけこんでたなあ。
映像はオレンジ色味かかったざらついたフィルム写真のような質感でノスタルジーをかきたてる。下北沢を知らないし、住んだこともないのに、なぜか懐かしい気分になります。
下北沢独特の時間の流れがあるって感じ。
最後は北川智子が下北沢を引っ越すという終わり方だった。下北沢はぬるま湯みたいでずっといたくなるけど、ちょっと外に出るのもいいかみたいな。
確かにそういう沼みたいな感じはしましたね。住人はみんななにしてるのかよくわからない。プー太郎、フリーター、無職。でもなんだかんだ飯は食えてる。なんかいいですね。
そういうゆるさがいいとこでもあり悪いとこでもありですかね。
今でもこんな感じなのかな下北沢って。それともさすがに変わっちゃったかな。