メディアスは医療機器卸の会社です。株価はちょっとよくわからない動きですね。日々の出来高がほとんどないのでピーキーな動きをします。数十円あっさり下がったり、あっさり上がったりで、どこで買ったり売ったりしたらいいのかよくわからない。
10月に下げていき、703円をつけて600円台に突入かと思ったら、そこから切り替えしてじわじわあげて11月に入って792円をつけました。マコト医科精機を子会社化するというニュースが材料になって上げたようです。
子会社化が24年6月期の連結業績にどれぐらいインパクトがあるのかは精査中ということで、具体的にどれぐらいの数字の変化があるのかはまだ開示されていません。期待上げというやつでしょうか。
決算発表は11月8日なので、それまでは上げていくのかな?日経平均株価も一時は3万円を割り込みそうとお通夜状態だったのが、元気よくバク上がりを繰り返して31949円までリバウンド。地合いの持ち直しと連動しているのかな。
それともこういう出来高がほとんどない、小型株は日経とかの影響はほとんどないと思っていいのでしょうか。でも日経が下がると一緒に下るし、日経が上がると大して上がらないしで、どうもよくわからない。
日経下げのときだけ連動する。
今決算シーズンで毎日いろんな会社が決算だしてますが、良い決算で上がる下がる、悪い決算で下がる上がるとまちまちで、難しいですね。決算の数字を見て、これが良い決算なのか、それとも期待外れでたいしたことないのか、見極めるのは難しいです。
数字は悪く見えるけど、それほど悪くなくてむしろいいとか、数字はいいけど全然だめだとか、決算も見方をわかってないとだめなんだろう。これって勉強したり、経験を積んだりしたら、見分けがついてくるもんなんすかね?
それとも勉強するだけ無駄なのか。株価の動きはランダムウォークというけれども、まったくのでたらめというわけでもない。決算プレイで儲けてる人もいますしねえ。
適正株価というのもよくわからないです。下がったら買いたいと思っても、どのへんまで下がったら妥当なのかわからないし、上がったら売りたいと思っても、どの水準が割高なのかというのも判定がつかない。
なのでいつも高い株価で買ってしまうし、安い株価で売ってしまう。会社の業績も将来の見通しも社会情勢も株価もすべてが、随時動いている。常に揺れ動いている動的な要素を静的な数字をもとに分析するのが無理がある。
分析したときには、すでに状況が変わっているんだから。ということは、未来を予測する視点を常にもって、分析も動的に行わなければならない。
なんにせよメディアスホールディングスは含み損状態なので長期戦になりそうですということです。優待廃止にならないことを祈るのみです。