初めて見てみたんすけど納得の内容ですね。ブラッド・ピットとジュリア・ロバーツが若いなあぐらいしか感想がない。いやー、若いですね。ブラピもジュリア・ロバーツもキラキラ感がすごい。さすが当時売れっ子だった若手俳優だみたいな。
話は犯罪ものだけどコメディの作りなんすよ。ロバート・ロドリゲス監督の映画みたいなノリ。組織のお使いでメキシコに骨董品の拳銃を受け取りにいくブラピ。これがほんとダメ男なんだ。なんかもうふらふらして頼りなくていい加減でなんの役にも立たない。でも憎めないみたいなキャラです。
曰く付きの拳銃メキシカンをめぐる騒動がメキシコで展開する。ブラピ一人でドタバタします。この映画ブラピとジュリア・ロバーツ共演なんだけど、一緒にいるシーンは少ないです。冒頭と最後だけで中盤は別行動。
銃を持ち帰るブラピは彼女のとこに戻ってくるから、ジュリア・ロバーツをマークしようということで危ない男たちにジュリア・ロバーツのほうも狙われちゃう。黒人のやつとヒゲ坊主のやつがやってきて彼女のところでドンパチ。
ヒゲ坊主のほうが勝ってジュリア・ロバーツは軟禁状態です。めっちゃ怖いんだけど、なぜかヒゲ坊主とジュリア・ロバーツは仲良しになっちゃいます。髭坊主と一緒にいる間に、彼がゲイだと気づいて、彼と恋人との愛情のことを話こんだりして、なんか長年の友達みたいになっちゃう。
ブラピがメキシコで転げ回って騒いでる間に、ジュリア・ロバーツのほうはゲイの殺し屋と仲良くなって愛について語り合う。なんだこれ?みたいな。まあ、この映画全体がなんだこれ?なんだけどね。
骨董品の銃には愛の物語の曰く付き。その銃をめぐって組織のボスと中間管理職の揉め事も重なってブラピが危ない目にあう。それが最後、銃のいわくと同じ展開になって、悲劇となるかと思いきや、ジュリア・ロバーツが引き金を弾いてそうはならずに、愛が勝ったみたいな。
うーん、まあいいけどみたいな。長々とやってこんな終わり方なのっていうがっかり感はあります。でも若くてキラキラしてるブラッド・ピットとジュリア・ロバーツが旅行してるのを見るまったり映画だと思えばこういうのもいいかもって思えるんじゃないかな。
「ジョニー・スエード」や「バーン・アフター・リーディング」や「カリフォルニア」みたいにおとぼけコメディモードのブラピが見れる脱力ムービーでした。