今回の記念品は2022年11月30日時点の100株以上保有の株主対象でした。
今後は配当で株主還元やっていく方針だとかだったけど、記念品でクオカード配るって、この会社クオカード好きだなあみたいな。コーポレートブランド刷新にともなって増配じゃなくてクオカード。企業側にクオカードを配る利点がなにかあるんだろうね。
最近、株主優待廃止の流れの中で逆に優待新設する会社もちらほら見かけます。だいたいクオカード。プライムに残るために基準をクリアしたいからなのかなあ。個人株主を増やしたい、売買の出来高を増やしたいならクオカードを株主優待で配るのが効果的っていうことですよね。
QUOカード株主優待新設のニュースで株価がストップ高に跳ね上がったりするわけだから、効果はあるわけだ。
なんかこういうイベントというか、ニュースを利用して儲けることができないもんですかねえ。決算シーズンになると決算発表で上にぶっ飛ぶ、下にぶっ飛ぶですごい値幅が1日や数日で動くわけじゃないすか。
ふだんまったく動きなくて生きているのか死んでいるのかみたいな銘柄でも、決算発表で10%や20%いきなり動いたりする。
モリトも今年に入ってからサプライズ増収増益見通し発表で一気にロケットぶち上がって株価が上昇した。こういうのを事前に仕込んでおいて、発表で動いたところで利確っていうのが理想的なトレード。
でもそういうのはインサイダーでもないと無理かあ。事前に仕込むっていう感覚がなかなかつかめない。値幅を取ろうとおもったら動く前に保有してないといけないわけですけど、どうなるかわからない未来にむかって進んでいくという不安と恐怖がすごいから全然仕込めない。
今これって安値圏じゃないか、今買っておくべきじゃないかっていうのがたまにあるんだけど、ちょっと様子見してみようって思って買えなかったりするんですよねえ。
それで動いてから慌てて高値づかみしたりするんですよねえ。なんであのとき買い時だと思ったときに買わなかったのかという後悔で精神が病んでしまう。
でも初動の高値掴みは全然大丈夫だったりする。しばらく勢いの慣性でさらにあがったりするから、値幅は少なくなるけど利益になったりする。一番ダメなのが動いたのを様子見して迷いたおして動きが落ち着いてから買う。これはほんとに高値掴み塩漬けコースになりやすいです。
なんか皮肉だなあ。未来がわからない一番不安なときに動いた人が一番安全。動き始めて危なそうに見える最初のフェーズで入った人も意外と安全。動いたあとで静かになってからやってきた人がもっとも危険で失敗しやすい。
危険に思えるときが実は安全で、安全に見えるときがもっとも危険。どうすりゃいいのかな。こんな生理的な感覚の真逆の行動ってどうやったらできるようになるのだろうか。