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『銀座二十四帖』【映画のあらすじとネタバレ感想】


1950年代の東京や大阪の街並みを見ることができる。昔の銀座や道頓堀ってこんなだったんだなっていう楽しみがありますね。映画としては、もはやどうということもない感じですけど、大昔の今は消えてしまった情景の記録として価値がある。

古い映画ってけっこう好きなんすよ。技術としては、低いし、展開や見せ方のテクニックもいまいちでかったるいけど、古い町並みや車やファッションが楽しめるから、けっこう好きで見てます。

日活映画もそういう資料的な意味でおもしろいものがけっこうあるね。この映画では浅丘ルリ子の子役時代が見れるのもいいですね。うわー、初々しいなって感じしました。岡田真澄が野球選手役とかね、おもしろい。

銀座の花屋コニイ、三橋達也、訳あり夫との関係に悩む月丘夢路、モデルになる北原三枝。銀座を舞台にいろんな人間模様が展開するって感じのお話。銀座にはびこる麻薬組織を追う警察とか、そういうアンダーグラウンドな話も絡んできます。

ときおり森繁久彌のナレーションで町の解説なんか入ったりして、飽きずに見てられました。監督は川島雄三なんだな。人情ドラマをうまく撮る監督ですよね。まあでも今回はなんだかよくわかんなかったけど。

幼いときの月丘夢路の絵を描いた謎の男GMを探せ!みたいな謎でひっぱるけど、なんかこれといってすごい結末があるわけでもなく。銀座のGMというのもいて警察が追ってる麻薬組織のボスだったりで、なんやかんやといろいろあるわけ。

だけどお話のおもしろさより、街並みの風景のおもしろさ、役者たちの若さの面白さ、描かれる音楽や風俗のおもしろさが勝ってますね。北原三枝がミス平凡っていうコンテストに出たりとかね。

平凡って雑誌の平凡ですよね。こんな昔からあったんだ。みたいな。古い映画はタイムマシンだな。再生すれば1950年代にひとっ飛び。まあ、これは映画なので当時のリアルをそのまま記録してるかというとそうじゃないんだけどね。


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