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『クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』【映画のあらすじとネタバレ感想】


クレヨンしんちゃん劇場版シリーズ第28作目。2020年の作品。今回は落書き。しんのすけの声優が交代して2作目ですっけ?前回は違和感あったけど、今回はこなれてきたのか、感情ののった演技ができてたように思いました。キャラに声が馴染んできたって感じする。

天空に落書きエネルギーで浮かんでいるラクガキングダムっていう王国があって、落書き不足による崩壊の危機が迫っていた。王国で軍のクーデターがおきて、ラクガキングダム軍隊がむりやり落書きをさせるために春日部に攻めてくる。

ラクガキングダムの姫が魔法のミラクルクレヨンを奪われないために、地上の勇者へクレヨンをおくるんだけど、その勇者がしんのすけってわけ。子供たちは強制的に24時間落書き。大人たちは落書きにされてしまう。魔法のクレヨンで描いたものは実体化する。

二日目のパンツ、ブリーフとななこお姉さんを描いたニセななこ、そしてぶりぶりざえもんと一緒に春日部を救うことができるのかっていう話。しんのすけとこの3体が四人の勇者ってわけですね。ぶりぶりざえもんが出てきたのがうれしかったなあ。やっぱりぶりぶりざえもんはいいですね。

声優が変わってるみたいだけど、ぶりぶりざえもんのとぼけた味わいは失われてなかったです。いいよなあ、ぶりぶりざえもん。小狡い、せこい、怠け者だけど、心底からのワルにはなれない正義の味方。

豚?なのに一番人間味がある。

最後にみんなで描いた巨大落書きぶりぶりざえもんが、よいしょ!ってがんばって王国を押し戻してハッピーエンド。しんのすけが描いて実体化したやつらがいいキャラしてるんですよ。2日目のパンツとか、くさいけど賢いというか執事みたいにしんのすけを導く役。

ニセななこは、しんちゃん好きよしか言わないけど、しんのすけを守り続けて最後は雨に濡れたら消えてしまうのに雨の中に飛び出してしんのすけを救う。しんのすけ愛に殉じるニセななこはなんかこれだけで1作品できそう。

残念なのはラクガキングダム側の活躍するキャラがいまいちなところですかねえ。姫はなんでいるのかよくわからないぐらいいなくてもいい存在だし、宮廷画家はただのおじさんだし、防衛大臣はよくある気障な王子様キャラでつまらない。キャラが薄すぎる。

敵の中にはホットドッグの姿してるやつとかおもしろい見た目してるやつがいるんだけど、そいつらはあんまり活躍しない。ラクガキングダムっていうぐらいなんだから、もっと落書きっぽいデザインのキャラが出てきて活躍してもよかったんじゃないすかね。

王様は厳しい見た目してたけど、実態は実は落書きみたいな姿だったというシーンがあったけど、いや、最初からあの姿でよかったんじゃないすかみたいな。

いやー、落書きって難しいんだよね。人に見せてどうだっていうのは落書きじゃないし。作品としてまじめに描くのも落書きじゃない。なんとはなしに、絵筆を心のままにはしらせるもの。それが大人になってくると難しくなってきますよね。

いや、子供でも幼稚園年長ぐらいになってくると、自由に思うままに落書きするのは難しくなってくるのかも。自由になんでも描いていいんだよって言われても、何を描いていいのかわからなくて、手が動かないみたいな。

最後、子供たちがやっちゃえやっちゃえってテンションあげてみんなでお祭り気分にハイになって落書きしてましたが、そこまで心を鼓舞しないと落書きできない。落書きって難しい。


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