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『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』【映画のあらすじとネタバレ感想】


クレヨンしんちゃん劇場版シリーズ第18作目。2010年の作品。今回は未来のしんのすけの話。隕石の落下で壊滅状態になった地球。金の亡者の電力会社の社長が支配するネオトキオ。その娘と大人になったしんのすけがつきあってる。

未来は暗く殺伐としてて、その世界をどうにかしようと、大人のしんのすけがするんだけど阻止されて固められてしまう。5歳のときのおらの助けが必要だという言葉を信じて恋人が5歳のしんのすけのとこに行って未来に連れて行くってわけ。

ついでにかすかべ防衛隊の面々も一緒に未来へ。そしてそれぞれ大人になった自分の姿を見ることになる。けっこう辛辣ですよねえ。マンガ家志望だった子はコンビニバイト。人気女優だと言ってた子は保育園の先生。鼻水の子は発明家って言ってて、ほんとに発明家になってたから成功なのかな。

風間くんは大会社を作って社長だって言ってたけど、敵の会社のできる社員になってる。自分でなにかするというより、うまく世間を渡っていってるというのがなんか風間くんらしいなあって感じしました。

未来世界の暗さがすごい。隕石落下の影響で太陽の日差しが遮られて、一日中夜の世界になってんの。ブレードランナーの世界。中心に巨大なビルがあって電気でピカピカ。その周辺にはスラム街が広がってて、戦後のバラックみたいな市場とかがあってみたいな世界観が描写されてました。

なかなかいいブレードランナーっぽい世界でした。年取ったひろしとみさえも出てくる。ハゲてしまっているひろし。肥満化して巨大化しているみさえ。シロは増えてる。ひまわりは公務員になってる。

見た目は変わっても、中身はみんなあまり変わってないみたいな感じかな。しんのすけはなんかちょっとイケメン風になってたような。大人しんのすけの顔は見せないようになってるのでどんな顔かはわからないけど。

しんのすけたちを追ってくる敵の軍団が花嫁希望軍団とかいうアラサー独身女性の軍団なのがおかしかった。こんなの今の時代にやったら、炎上しそうだけど昔はこういう結婚できない女性をおもしろおかしく笑うみたいなノリあったんだなあ。

でお話はというと、おとなしんのすけがやろうとしていたことは、自分のOBAKAパワーを世界に拡散して暗い世界を明るく変えることだった。それにはおバカパワーが足りないので、5才児だったときの自分のパワーが必要だった。

それでおバカパワーによって夜が明けて太陽の光が戻ってくる。暗い時代だからこそ、明るいおバカが必要だろっていうね。そういう話ですかねえ。おバカパワーで世の中明るくなったら苦労しないっていう気がしないでもないけど、漫画の中ぐらいはそれでいいかもね。


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