醤油はけっこう日常的に使うんだけどなあ。まあ、だいたいPBの安い醤油を使ってます。醤油でもやっぱり高級な素材や製法にこだわったやつのほうが香りも良くてコクもあっておいしいのはわかるんだけど、醤油って開封すると劣化が早いですよね。
開封したてのときは、安いやつでも高いやつでも一番香りが強くて風味もよくておいしい。それから右肩下がりに香りも風味もなくなっていく。だから一番いいのは少量タイプを買ってすぐに使い切って新しいものを開封するっていう使い方だと思うんすよ。
それか1回分に小分けにされてる小袋を使うとか。それが一番醤油の香りを損なわない。でも1000mlボトルのほうが安く売ってるから、どうしてもこっち買っちゃうなあ。開栓後は早くお使いくださいと言われても無理だし、冷蔵庫に保管しても劣化はするし。
トップバリュなら1Lが91円。味をしのごの言う気にならないこの価格。まあ、安いけど普通に使える醤油です。成分表示を見てみると、大豆はインド製造って書いてありました。インドってイメージなかったなあ。大豆ってアメリカとか中国とか、そのへんのイメージありますけど、世界各国で作られてるんだね。
製造は盛田株式会社。ホームページにはワダカンって書いてあったので、西日本と東日本では製造所が違って、味付けも違うんでしょう。関東と関西では醤油と一口にいっても、やっぱ味付けかえてるのかな。
日本は単一民族国家でみんな同じでみたいなこと言われること多いけど、実は地域差は大きいのではないかと思ったりします。関東と関西でもだいぶ違うし、北海道や東北、九州や沖縄とかで全然違う。実はすでに日本は何百年も前から多民族国家なのだったみたいな。
日本はすでにグローバルでダイバーシティな国だった。格安の上級しょうゆを味わいながら下級国民が日本の多様性の歴史に思いを馳せる。冬の寒さが身にしみますね。