約束の日になりインタビューをうけるんだけど、どうもおかしい。女性は夫と一緒にやってきて夫のほうはバレエに興味ない様子。やたらと60年代の女性関係のことを聞いてくる。
最初は饒舌に自分のバレエダンサーとしてのキャリアについて語る気まんまんだったパトリック・スチュワートだが、さすがに変だとなるわけ。二人の目的は取材でもなんでもなく、夫のほうがパトリック・スチュワートの息子じゃないかという話でそれを確かめにきたのです。
最近ガンで死んだ母親の話ではパトリック・スチュワートが父親の可能性があるってことで、それでやってきたっていうんだけど、変すぎるというかどうかしてるよなあ。なんで取材を装って近づくのか意味わかりません。
またこの夫のやつが暴力的で危なそうなやつなんです。あんた俺の父親じゃないのか、いや違う、認めろ、認めないぞ、って感じで揉める。それで話がこじれて険悪なムードになります。DNA検査のためのサンプルをとらせろ!って強引にパトリック・スチュワートの頬の内側の細胞を綿棒でこすり取ります。
そんで夫はDNA検査のためにラボに行く。奥さんは残ってパトリック・スチュワートに謝ります。夫の振る舞いはめちゃくちゃだったって。まあそんでパトリック・スチュワートはちょっと菓子でも食いながら話でもしようやってなって二人で過去になにがあったかって話をする。
そんな感じなので、ほとんどが会話のシーン。舞台もほとんど移動しない。代わり映えのしないただ会話してる彼らを映すだけの映像なんだけど、けっこう退屈せずに見れます。パトリック・スチュワート、カーラ・グギーノ、マシュー・リラード3人が演技上手いからかな。
うーん、まあ、親子っていう関係は一緒にいても離れていても、どっちでもドラマになりますね。どうやったってドラマとして成立するなあ。良好な関係であってもなにかすれ違いがあるとか、離れていたら当然そばにいてくれなかったとかなんとかいってドラマにできるし。
もめて最悪な出会いだったけど、最後はなんかいい感じにまとまります。お互い和解っていうか、気持ちの納得がついてこれから親子として新しい関係にっていうことになりそうになるんだけど、そこにラボから検査結果の電話が。
なんとDNAは一致せず。大騒ぎしてもめてたのはなんだったのか?みたいな。でもまあ過去に決着つけれて新しく人生踏み出せるねみたいな前向きエンディングです。いやー、過去の心残りを解消するのは大変だなあ。
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コンフェッション~ある振付師の過ち~